自分の考えを強く主張するための方法【心にも免疫がある?】

知識

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、自分の考えを強く主張するための方法を紹介します。

みなさんは、誰かに自分の意見を否定されてショックを受けたことはありませんか?

面接やプレゼンなど、私達の持論や意見がそのまま通る機会というのは滅多にないと思います。ほとんどの場合、どんな意見であれ「いやいや、それは違うだろ」といった風に最初の方で否定してくる人が出てくるはずです。

人によってその常識や考え方というのは違います。当たり前のことだと頭では理解していても、実際に反論をされたなら多くの人は「間違ってるのかな?」と不安になったり、落ち込んでしまったりするはずです。

そうして人の意見を聞き入れることはもちろん大切だと思います。ただ、面接やプレゼンなど自分の考えを強く主張しなければいけない場では、そうやってすぐ自分の考えに不安を抱くのは問題です。

ここでは、そうした他人の意見に流されて自分の考えに不安を抱きやすい人向けに、面接やプレゼンなどで自分の考えを強く主張するための方法を紹介します。

自分の考えを強く主張するための方法

先に結論から言いますと、自分の考えを強く主張するための方法とは『接種理論』です。

「何それ?」と思われた方のために簡単な説明をしますと、私達は自分の発した意見に対して軽い反論をされた際、それに反発して論破するという行動を繰り返すことで、より強い主張をできるようになるという心理学の考え方の事です。

もっとわかりやすい言い方をすると、インフルエンザ対策でよくみられる『予防接種』をイメージしてみてください。

一度インフルエンザにかかってしまった人は、その後インフルエンザになりにくくなるという話を聞いた事はありませんか?

予防接種というのはこの現象を利用していて、体に害となる力を弱めた病原体を取り込むことによって、その病原体が本来持っていた病気に対抗するために私達の体が抗体を作り出すことを利用して、病気にかかりにくくするという方法です。

ようするに何が言いたいかというと、私達の心も体も、力の弱いウイルス軽い反論に対して抵抗をし続けることによって、そうしたウイルスや反論にも負けない『免疫』を生み出すことが出来るのです。

相手の強さには気をつける?

ここまで『接種理論』に関してざっくりとした説明をしました。ただ、ここで注意してほしいのは『免疫』をつくるためには、最初は弱いウイルスに抵抗し続けるという工程が必要だという事です。

どういうことかというと、簡単には反発できない様な反論を前にして抗体をつくろうとするのは無謀だという事です。

例えばの話、職場で「社会の荒波に揉まれて鍛えろ!」なんて言葉を聞いた事がありませんか?

でも、ブラック企業で休みなくずっと働かされたり、いきなり寝込んでしまうような強いウイルスを受けてしまったりでは『免疫』が出来る前に体を壊してしまうかもしれません。

つまり『免疫』を生み出すためには、ただウイルスや反論に抵抗するというだけではなくて、それに打ち勝つという体験が重要なんです。そのため、戦う相手の強さを意識しておく必要があります。

もしも『接種理論』によって自分の考えを強く主張しようと考えられている方は、相手から反論された時の強さなども事前に注意しておくことをオススメします。

さいご

今回は、自分の考えを強く主張するための方法を紹介しました。

まとめると、

  • 自分の考えを強く主張するための方法とは『接種理論』
  • 私達は自分の発した意見に対して軽い反論をされた際に『反発して論破するという行動を繰り返す』ことで、より強い主張をできるようになる

最後までお読み頂きありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました