こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、イライラを無くすための方法を紹介します。
みなさんは、最近イライラすることが多くありませんか?
ストレス社会とさえ言われている現代では、ある意味で不満を抱えていることが当たり前になりつつあります。そのため、そうした不満とどう向き合い行動するのかが私達の生活にとってとても重要になっています。
ここでは、いつもストレスに晒されている私達が、仕事や人間関係において戦っていくための方法を紹介しています。
イライラを無くすための方法
先に結論から言いますと、イライラを無くして私達が仕事や人間関係において戦っていくための方法とは『ペルソナ・ペイスティング』と呼ばれるものです。
「何それ?」と思われた方のために簡単に説明しますと、『ペルソナ』というのは人格や仮面という意味で『ペルソナ・ペイスティング』とは、まるで俳優になったかのようにその状況にあった役割の人格に成り切ることで、ストレスを軽減しようとする方法になります。
これはスイスの心理学者カール・グスタフ・ユングが提唱しました。彼は、人の持っている人格というのは一つではないと唱えています。
どういうことかというと、例えば会社の上司と話している場面と、家族と一緒に食事をしている瞬間をそれぞれ想像してみてください。ここで質問なんですけど、この時に『上司との接し方』と『家族との接し方』というのは同じでしょうか?
仮に、上司に向かって「ごめん、納期に遅れそうなんだけど、もうちょい待っててもらえない?」なんて口の利き方をしたならば、メチャクチャ怒られると思います(汗)
自分の父親に「申し訳ありませんが、お手元にある醤油をお取りいただけますか?」というと「お前、熱でもあんのか?」と心配されるかもしれません。
ようするに何が言いたいかというと、私達は職場で上司と接する時の顔や、家族と接する時の顔といったように、その場で問題を起こさないための処世術として、状況に応じてそれぞれ『ペルソナ』という別の人格を使い分けているのです。
そして『ペルソナ・ペイスティング』とは、そうした私達が状況によって自然と使い分けている別の人格を利用して、ストレスを軽減しようとする方法なわけです。
役者になったつもりで演じ切る?
ここから『ペルソナ・ペイスティング』に関して、実践を踏まえた説明をしていきます。
前提としまして、この方法は普段ならストレスを多分に感じてしまう環境で、状況に則した人格を演じることによって不安を軽減させようとする方法です。
つまり、例えば飲食店で周りにも迷惑をかけているような客を相手にする場合は『接客のプロ』に成り切ることで、いつもならネガティブに対応してしまう客からのクレームを前にしても「俺はプロなんだから気にしない」といったポジティブな姿勢で取り組むことができます。
「いやそれ、どっち道シンドイのは変わらないじゃん」と思われたかもしれません。確かに、受け取り方が変わっただけで、実際に受ける内容は変わっていないように思えます。
ここで重要なのは、別の人格を演じることによって不快に感じる筈のストレスを仕事に対する達成感や友人を喜ばせる満足感のような良い感覚だと自分自身を騙すことなのです。
もう一つ例え話をすると、満員電車の中にいる状況を想像してみてください。毎日、通勤のために満員電車に乗っている方々は「よし! 今日も乗れるぞ!」なんて楽しい気持ちで乗ってはいない筈です。
そこで、自分は満員電車の実況をするレポーターだと思い込んでみましょう。すると、その満員電車という状況を客観的に見るようになるので「人混みの中にいて辛い」なんて考える時間は少なくなり、「今日も意外に込んでいましたね」といったレポーターらしい締めの感想を言って気持ちを切り替えやすくなります。
正直な話「こんなの役に立つのかよ?」と疑問に思われた方もいると思います。あくまで受け取り方を変えて自分を騙しているだけなので、無駄なのかもしれません。
ただ、このストレスの蔓延る社会で生き残れる方法を探しているのなら、ぜひ『ペルソナ・ペイスティング』を試してみてください。強くオススメします。
さいご
今回は、イライラを無くすための方法を紹介しました。
まとめると、
- イライラを無くして私達が仕事や人間関係において戦っていくための方法とは『ペルソナ・ペイスティング』
- まるで『俳優』になったかのように『その状況にあった役割の人格に成り切る』ことで、ストレスを軽減しようとする方法
最後までお読み頂きありがとうございました。
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