モチベーションを上げるための方法

知識

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、モチベーションを上げるための方法を紹介します。

みなさんは、なぜかやる気に慣れない瞬間というのはありませんか?

休み明け月曜日の仕事など、なかなかモチベーションの上がらない時というのは、誰しも経験したことがあると思います。しかし、そうした時こそちょっとしたミスや失敗を起こさないために、やる気を出しておく必要があるはずです。

ここでは、いざという時に失敗をしてしまわないように、高いパフォーマンスを発揮するためにモチベーションを上げるための方法を紹介していきます。

モチベーションを上げるための方法

先に結論から言いますと、モチベーションを上げるための方法とは『自己効力感』です。これはカナダの心理学者アルバート・バンデューラが提唱しました。

ざっくりとした説明をしますと、『自己効力感』とは「俺ならできる!」というポジティブな思い込みをすることで、高いモチベーションを発揮して行動できるという方法です。

こういう説明をされて「いやいや、そのポジティブな思い込みとかが出来ないから困ってんだよ!」と思われた方がいるかもしれません。確かに、「俺ならできる!」なんて思い込みが出来たら生産性が上がるのは当たり前で、そんなポジティブ思考が出来ないから多くの人は悩んでいるのです。

ここで心理学者のアルバート・バンデューラ『自己効力感』を生み出すためにはただ自分に言い聞かせるだけではあまり意味はなく、先行する要因が必要なのだと説いています。その要因とは主に四つ

  1. 達成経験
  2. 代理経験
  3. 言語的説得
  4. 生理的情緒的高揚

順番に説明していきます。

まず『達成経験』とは、自分自身のした何かを達成させた経験や、成功した体験のことを表していています。そうした経験が自信につながり『自己効力感』を生み出す要因になるそうです。

例えばテストの際に必死に勉強して目標としていた点数を超えることが出来た人は、テストの終わった後でも「あのテストの時も頑張れたしな」という経験から勉強を頑張れるというわけです。

次に『代理経験』は、他人の経験した達成や成功を観察することで、自分の自信へとつなげることを指しています。もう少し具体的に言いますと、偉人のエッセイなどを想像してみてください。

自身と直接の関係はない筈なのに、なぜか読んでいて「こんな風になりたい!」「自分も頑張らないとな」といった気持ちになったことはありませんか?

このように、実際に経験したことのない達成や成功でも、自信につなげることが出来るそうです。

言語的説得』とは、信頼している人やすでに成功している人から「キミなら出来る!」のように能力があると言語的に励まされることで『自己効力感』を生み出すことです。

例えばの話、職場の先輩に励まされている場面をイメージしてみましょう。

自分にとって難しい仕事を上司に頼まれた時「大丈夫、今まで頑張ってきたお前なら絶対にできるよ!」と信頼している先輩に言われたら、プレッシャーもあるかもしれませんけど、ちょっとは自信も湧いてくるはずです。

さいごに『生理的情緒的高揚』とは、簡単に言ってしまうとお酒などを飲むことによってテンションを上げて、何の根拠が無くても自信につなげることを表しています。

例を挙げますと、ドラマや漫画なんかで描かれている飲み会で、酔っ払っている人がテーブルの上に足をのせて「俺は将来、大金持ちになるぞ!」と叫んでいる場面を想像してみましょう。

これは少し極端な例かもしれません。ただ、こんな風に酔っ払っている人は気が大きくなって普段なら言えないようなことも根拠も無いのに自信満々に言っているイメージがあるはずです。

『自己効力感』を生み出すためには、単純にポジティブなことを自分に言い聞かせるだけではなくて、前提としてこうした要因を必要としているわけです。

なので、もしも今よりもモチベーションを上げて行動したいと考えておられる方は、過去の成功体験などを思い出してみましょう。

さいご

今回は、モチベーションを上げるための方法を紹介しました。

まとめると、

  • モチベーションを上げるための方法とは『自己効力感』
  • 「俺ならできる!」というポジティブな思い込みをすることで、高いモチベーションを発揮して行動できるという方法

最後までお読み頂きありがとうございました。

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