こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、創作物において個性的なキャラクターが多くなってしまう理由を紹介します。
みなさんは、キャラクターの極端ともいえる性格に疑問を感じたことはありませんか?
誰しも、少年マンガを読んでいる時などで「いやいや、普通に考えてそうはならんだろ」とツッコミを入れたくなるような体験を何度かしたことがあると思います。
特に、主人公等といった主要なキャラクターは、なぜか過激ともいえる発想をしたりする特徴的な性格をしていることが非常に多いです。
ここでは、創作物において個性的なキャラクターが多くなってしまう理由を説明していきます。
創作物において個性的なキャラクターが多くなってしまう理由
先に結論から言ってしまうと、創作物において個性的なキャラクターが多くなってしまう理由とは『物語を進めやすくなる』からです。
もう少し具体的に言うと、印象的なキャラクターを出すという事は、その人物を中心にすることで「この性格のキャラならこうなるな」といったふうに話を組み立てやすくなるのです。
そもそもの話、創作物において描かれている物語の展開というのは、具体的にどう進めて行けばよいのでしょうか?
ぶっちゃけてしまうと、その進め方というのは『イベントを起こすこと』なんです。
もう少しわかりやすい言い方をしますと、私たちの良く知っているマンガやアニメでは、物語というのは例えば「主人公の住む村が魔物に襲われる」というイベントが発生することで、「主人公は魔物に復讐することを誓う」といった形で話を進めることが出来ます。
ようするに、ほとんどの物語というのは『イベントが起きる→反応→イベント→反応』といった繰り返しによって話が進んでいくわけです。
ここで重要になってくるのは『イベント』というもので「そもそも『イベント』ってなんだよ?」という疑問を持った方もいるかもしれません。
ざっくりとした説明をしますと、『イベント』というのは物語の中でもっとも印象に残る場面を指しています。大きな災害が起きたり、魅力的な人物の登場する瞬間のようにどう考えても周りに影響がありそうな事件のことです。
ようするに何が言いたいかというと、物語を順序よく進めていくためには、絶対に無視できない様な問題の発生、もしくは場を引っ掻き回すようなキャラクターを登場させる必要があるのです。
それを踏まえたうえで、そもそも物語を少しでも楽に進めるためにはどうすればよいのか、少し考えてみてください。
その答えを簡単に言ってしまうと、絶対に無視できない様な問題を起こし、同時に場を引っ掻き回すような個性的なキャラクターを出す事なんです。
そのため、ほとんどの創作物では個性的なキャラクターが多くなってしまうのです。
なので、もしも何か物語をつくろうと考えておられるなら、話を進めやすくするためにも極端な性格をしたキャラクターを登場させることをオススメします。
さいご
今回は、創作物において個性的なキャラクターが多くなってしまう理由を紹介しました。
まとめると、
- 創作物において個性的なキャラクターが多くなってしまう理由とは『物語を進めやすくなる』から
- 印象的なキャラクターを出すという事は、その人物を中心にすることで「この性格のキャラならこうなるな」といったふうに話を組み立てやすくなる
最後までお読み頂きありがとうございました。
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