こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、新人を指導する上で注意すべきことを紹介します。
みなさんは、誰かに仕事のやり方を教えたことはありますか?
正直、働き始めたばかりの人には「誰かに教える」という感覚は分かりにくいかもしれません。ただ仕事を始めてからある程度の期間が経過した社会人の方なら、たぶん一度は経験することになります。
ここでは、そんなまだ誰かに教えるという経験をしたことのない人の不安を解消するために、新人を指導する上で注意すべきことを紹介していきます。
新人を指導する上で注意すべきこと
先に結論から述べますと、新人を指導する上で注意すべきこととは『自分の考え方を押し付けない』ということです。
もう少し具体的に言うと、誰かに教える際に自分の中で常識だと思っていることを一旦忘れて、教わる側の考え方を基にして指導することを心掛ける必要があるのです。
そもそもの話、私たちは自分の思っていることを常識だと考えて、優先してしまうところがあります。そのため、新しいやり方を受け入れられなかったり、他人から言われたことでも素直に聞き入れられなかったりしてしまうのです。
「そんなことはない‼」と言いたくなった方はいるかもしれません。そこで例えばの話ですけど、職場の中に一人だけ遅刻してきても許される社員がいる場合を想像してみてください。自分は毎日のように満員電車に揺られてクタクタになりながら出勤しているのに、一人だけ楽をしている社員がいたとしたらムカつきませんか?
たぶん不満を持たない方はいない筈です。しかし、その社員というのが実は自分たちよりも朝早い時間から別の場所で毎日仕事をした後に出社していたとしたらどうでしょうか。「何でアイツだけ特別扱いなんだ」と愚痴を言いたくなることはないと思います。
ようするに何が言いたいかというと、私たちは「同じ職場の人間なら、同じ時間から仕事のはずだ」と思い込んでしまうように、知らず知らずのうちに自分の価値観から『常識』という凝り固まった考え方を創り出してしまっているのです。
そして、そうした『常識』を基にしてしまうと、自分と違う『常識』を持っている相手に何かを教える際に、どうしても噛み合わない部分が出てしまうのです。
なので、もしも新しく入ってきた人に仕事を教える場合には、その指導の内容は自分だけ持っている『常識』ではないかを意識し、教える相手の『常識』としていることは何かを考えることに重点を置いてみましょう。
さいご
今回は、新人を指導する上で注意すべきことを紹介しました。
まとめると、
- 新人を指導する上で注意すべきこととは『自分の考え方を押し付けない』ということ
- 誰かに教える際に自分の中で常識だと思っていることを一旦忘れて『教わる側の考え方を基にして指導する』ことを心掛ける必要がある
最後までお読み頂きありがとうございました。
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