こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、何かを伝える際に抑えておくべき重要な事を紹介します。
みなさんは、話をしている相手に首を傾げられたことはありませんか?
時間をかけてした説明の後になって、何が言いたかったのかと聞きされた経験のある方は意外に多い筈です。
プレゼンや交渉のように相手に何かを伝えなければいけない場面というのは沢山あります。しかし、相手に上手く伝えることは難しく、どうすれば伝えたい内容を相手に理解してもらえるのか、誰しも悩んだことぐらいはあると思います。
ここでは、そんな相手に上手く伝える方法で一度でも悩んだことのある方に向けて、何かを伝える際に抑えておくべき重要な事を紹介していきます。
何かを伝える際に抑えておくべき重要な事
先に結論から言いますと、何かを伝える際に抑えておくべき重要な事とは『相手の常識を知る』ということです。
もう少しわかりやすく言うと、相手に何かを伝えようとする際に、周知されているようなやり方や自分の方法で説明するのではなくて、相手の作成した資料などを参考にして相手のよく利用している方法で伝えるように努めることが必要なのです。
そもそもの話、私たちは聞いた話の大半を自分の常識に当てはめて都合よく解釈してしまうところがあります。ぶっちゃけ「誰がいつそんな話をした!」とツッコミたくなるような問題さえ当たり前のように起きています。
こんな言い方をすると「俺は相手の話をちゃんと理解して聞いている!」と思われた方もいるかもしれません。例えばの話で、子どもの頃にしたことのある伝言ゲームを想像してみてください。
あれってほとんどの場合、色々な人に内容を伝えていくうち、最終的には最初に伝えられた内容からまったくかけ離れた答えとして返ってくるはずです。仮に「青函トンネル」という言葉を伝言していったなら、なぜか最後に「ラジオ体操」みたいな脈絡のない変化をしてしまうこともあります。
ようするに何が言いたいかというと、私たちはこんなゲームですら相手に伝えたい内容を伝えられずに、自分の常識に当てはめて都合よく曲解させてしまっているのです。
それを踏まえた上で、どうすれば相手に上手く伝えられるのでしょうか?
ここで注目してほしいのは、私たちは聞いた話に対して不規則な解釈をしているわけではなくて、基本的に『自分の常識』を当てはめてから理解しようとしています。つまり、私たちは伝えられた内容を必ず一回『自分の常識』というフィルターに掛けてしまうわけです。
なので、もしも相手に何かを伝えるようとする際に『相手の常識』を基にして内容を伝えたとしたらどうなるでしょうか?
たぶん伝えたい内容のほとんどを、都合よく曲解されることなく相手に伝えられるはずです。
「いや、そもそも『相手の常識』に当てはめるってどうすればいいんだよ?」と疑問に思われた方もいるかもしれません。その方法を簡単に言ってしまうと、相手の伝え方に合わせる事なんです。
ようするに、相手が自分に何かを伝えようとする際に使っているやり方を参考にして、それを真似するようにして伝えたい内容を相手に伝えようとすれば良いのです。
これから、相手に少しでも理解してもらえる説明をしたいと思った際には『相手の常識を知る』ことをまず意識してみましょう。
さいご
今回は、何かを伝える際に抑えておくべき重要な事を紹介しました。
まとめると、
- 何かを伝える際に抑えておくべき重要な事とは『相手の常識を知る』こと
- 相手に何かを伝えようとする際に、周知されているようなやり方や自分の方法で説明するのではなくて、相手の作成した資料などを参考にして『相手のよく利用している方法で伝えるように努める』ことが必要
最後までお読み頂きありがとうございました。
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