こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、交渉を成功させるために知っておくべきことを紹介します。
みなさんは、どうすれば交渉が上手く進められるのか考えた事はありませんか?
難しい商談やビジネスに限った話ではなくて、友人にちょっとした頼みごとをする時などにも上手く交渉するための力というのは必要になります。
ここでは、そんな日常的にも重要とされる交渉に関して、交渉を成功させるために知っておくべきことを紹介していきます。
交渉を成功させるために知っておくべきこと
先に結論から述べますと、交渉を成功させるために知っておくべきこととは『相手の負担を考える』ことです。
もう少しわかりやすく言うと、相手に相談を持ち掛ける際、つい自分の考えや意見を押し通そうとしてしまう前に、まず相手の時間を余計に奪っていないかなど提示している要件以外でも負担になっている部分はないか理解しておく必要があるのです。
そもそもの話なんですけど、『交渉』というのはどういった時に起こるものでしょうか?
ざっくりとした言い方をすると、『交渉』とは特定の問題を解決するために話し合いをする事であり、ほとんどの場合は、自分では実行することが困難で相手には実現可能な要件を代わりに行ってもらえないかと相談をすることを指しています。
ようするに、自分には難しい事柄を相手に任せて、逆に相手にとって難しい事柄を自分が代わりに行ってお互いの理想的なゴールを目指そうとする手段が『交渉』なんです。
それを踏まえた上で、なんで交渉が上手くいかないことがあるのかを考えてみましょう。
その理由の一つをぶっちゃけると、無意識に自分の考えばかり押し通して、相手を蔑ろにしてしまっている場合が存在するためです。というか、未だに『交渉』というものを相手を騙して自分が得をするための道具のように勘違いしている人が多い所為なんです。
例えばの話、ある理由からお金が必要としている友人に「金を貸してくれ!」と言われている場面を想像してみてください。その時、「いつか必ず返すから!」と金を借りる相手のことも少しは考えている友人と「今すぐに金を貸してくれ!」と自己の主張ばかり続けている友人の二人いたとしましょう。
仮に、どちらか片方にしかお金を貸せないとしたら、どちらにお金を貸したいですか?
正直、私みたいにちょっと捻くれた人なら「え? どっちにも貸したくない」と主張したくなるかもしれません。ただ、どうしてもどちらかにお金を貸さなければいけないなら、大半の人は相手のことも少しは考えている友人を選ぶはずです。
ようするに何が言いたいかというと、相手に無理を聞いてもらうためには、大前提として自分のお願いによって被る相手の負担をちゃんと考えておく必要があるのです。
そもそも忙しいビジネスマンにとっては『交渉』のために話し合いの時間を作ること自体が負担です。自分から頼みごとをする際には、既に無理をしてもらっているという事実を前提にして『相手の負担を考える』ことを意識しておきましょう。
さいご
今回は、交渉を成功させるために知っておくべきことを紹介しました。
まとめると、
- 交渉を成功させるために知っておくべきこととは『相手の負担を考える』こと
- 相手に相談を持ち掛ける際、つい自分の考えや意見を押し通そうとしてしまう前に、まず相手の時間を余計に奪っていないかなど提示している要件以外でも負担になっている部分はないか理解しておく必要がある
最後までお読み頂きありがとうございました。
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