変化を受け入れることの大切さ【チーズを見失わないために出来ること?】

書評

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、スペンサー・ジョンソンさんの有名な著書『チーズはどこへ消えた?』で語られている変化を受け入れることの大切さについた考えてみたいと思います。

みなさんは、どうしても受け入れられない環境の変化に遭遇したことはありませんか?

聞いた事もないような土地への引っ越しから、突然のリストラ、親の離婚や再婚など、私たちの今いる環境というは、私たちの思っている以上に唐突に変化します。そうした変化に反発してしまった事のある方は多い筈です。

しかし、私たちが少しでも豊かに生き残っていくためには、どうしようもない変化に対して反発することはリスクにしかなりません。

特にVUCA(ブーカ)の時代とも呼ばれる現代では、目まぐるしい変化の波に何度も襲われることが確定しているので、それに反発し続けることは自分にとっても良い結果を産まないことは何となくわかると思います。

ここでは、頭ではわかっていてもなかなか納得のできない変化に対応していくために、変化を受け入れることの大切さを考えていきます。

変化を受け入れることの大切さ

先に結論としまして、スペンサー・ジョンソンさんの有名な著書『チーズはどこへ消えた?』からは、どんなに辛そうな現実でも、そうした変化を受け入れていくことが反発し続けること以上に楽なんだと知ることが出来ます。

もう少し別な言い方をすると、変化を受け入れず現状にとどまってしまうのは、ただ変化を受け入れて前に進むこと以上に、自分では気づくことのできない苦労を私たちに強いるという事実を理解させられます。

そもそもの話、「その本って何?」と首を傾げたくなった方もいるかもしれません。

まず『チーズはどこへ消えた?』という本を知らないという方のためにざっくりとした説明をしますと、この本はチーズを主食としている二人の小人二匹のネズミを主人公にした童話です。

元々自分達の食べる分のチーズを探して旅をしていた主人公達は、ある時、それぞれチーズステーションという大量のチーズを毎日のように手に入れることのできる夢のような場所を見つけます。

ようするに、適当なところを掘るだけで簡単に宝石がザクザク出てくる鉱脈みたいな場所を発見したわけです。ここで想像してみてほしいんですけど、もしも実際にそんな場所を見つけたなら、あなたならどうしますか?

私の個人的な意見を言いますと、まず鉱脈の近くに家を建ててからそこに住み込み、ただ毎日のように宝石を掘り出す事だけを続けて、その宝石を売って悠々自適な生活をしようとするはずです。ていうか、絶対にします!

・・・すみません、話を戻します(汗)

二人の小人は、あてもない旅をしてチーズを探すことをやめ、チーズステーションからチーズを取りに行く生活が当たり前になるくらいに毎日のように通い詰めました。

しかし、そうして毎日のように消費しているなら当然といえる話で、突然チーズステーションからチーズが取れなくなってします。

ここで童話の肝となるのが、そうしてチーズステーションからチーズの消えた後に主人公達がどういった行動に出たかという事です。

ざっくりとした言い方をしますと、頭はあまり良くないけど直感で生きている二匹のネズミは「まぁ、無くなったのならしょうがない。新しいの探そう」みたいな感じで、また旅をしながらチーズを探す生活にすぐ戻りました。

しかし二人の小人は、チーズステーションからチーズが無くなったという事実を受け入れられず「これは誰かの陰謀に違いない!」チーズステーションから離れることをせず、その場にとどまってチーズの消えた原因を考え始めてしまいます。

ここまでの童話の流れを客観的に見て「小人ってバカだなぁ~」と感じたかもしれません。しかし、私たちも気付かないうちに、この二人の小人のような選択をしてしまっているのです。

例えばの話、先程した宝石のザクザク出てくる鉱脈において、私たちが二人の小人と同じ状況に立たされた際、どんなリアクションを取るかを想像してみてください。

たぶん殆どの人は「はぁ? 何で宝石が消えたんだよ!?」とその場でパニックを起こして、変化を受け入れられないのではないでしょうか。

このように、スペンサー・ジョンソンさんの有名な著書『チーズはどこへ消えた?』からは、どんなに辛そうな現実でも、そうした変化を受け入れていくことが大切なんだと客観的な視点から理解することが出来ます。

この後、二人の小人がどんな行動に出たのか、そこも実はメッチャ重要で為になるんですけど、敢えて黙っておきます。興味のある方はぜひ実際に読んでみてください。

さいご

今回は、スペンサー・ジョンソンさんの有名な著書『チーズはどこへ消えた?』で語られている変化を受け入れることの大切さについた考えてみました。

まとめると、

  • 『チーズはどこへ消えた?』からは、どんなに辛そうな現実でも、そうした変化を受け入れていくことが反発し続けること以上に楽なんだと知ることが出来る
  • 変化を受け入れず現状にとどまってしまうのは、ただ変化を受け入れて前に進むこと以上に、自分では気づくことのできない苦労を私たちに強いるという事実を理解させられる

最後までお読み頂きありがとうございました。

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