記憶を定着させるために重要なこと【絶対に忘れないなんて、ほぼ不可能?】

知識

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、記憶を定着させるために重要なことを紹介します。

みなさんは、せっかく勉強した内容を覚えられず悔しい思いをしたことはありませんか?

どうすれば覚えられるのかと頭を悩ませた経験のある方は多い筈です。学校での勉強に限らず、社会人になった後でも職場で使われる専門用語など、何かを覚えなければいけなくなる機会というのは多分に存在しています。

ここでは、少しでも覚えることに対して苦労した経験のある方に向けて、記憶を定着させるために重要なことを紹介していきます。

記憶を定着させるために重要なこと

先に結論から言いますと、記憶を定着させるために重要なこととは『何度も思い出そうと努める』ことです。

もう少し具体的に言うと、勉強した内容を忘れないためには、時間の経過とともにあやふやになってしまった学んだ内容を何度も思い出そうとすることで、それを大事な記憶なのだと脳に認識させる必要があるのです。

そもそもの話、どうして私たちは苦労して勉強した内容なんかを、次の日には簡単に忘れてしまうのでしょうか?

そのざっくりとした理由を言ってしまうと、私たちの脳にはどうでもいい記憶というのを定期的に消去してしまおうとする機能が存在しているためです。

何故そんな機能が私たちの中に存在しているのかというと、例えばの話、自宅にあるゴミ箱を想像してみて下さい。仮に、家中のゴミを一手に引き受けるようなゴミ箱だったとして、毎日のようにその中にゴミを入れていたとしたらどうなるでしょうか?

たぶん数日でゴミ箱の中は満杯になってしまい、最終的にはゴミが入りきらずに外へ溢れるようになると思います。そうならない為にも、ゴミ箱が満杯になる前に、中身を出してゴミの収集に出してしまうはずです。

ようするに何が言いたいかというと、このゴミ箱のように私たちの脳というのも際限なく記憶し続けることは困難であり、しまいには記憶が溢れてしまうようなことが起きないために、定期的にいらない記憶を消去する必要があるのです。

なので大前提として、絶対に記憶を忘れずにいることというのは、私たちの持っている本能に逆らう行為でありとても困難であると思っておきましょう。

絶対に忘れないなんて、ほぼ不可能?

それを踏まえたうえで、どうしたら勉強した内容なんかを覚えていられるのでしょうか?

ここで重要になるのは、私たちの持っている機能として消去される記憶というのは、私たちの中で無意識にいらない記憶として認識されているものだという事です。

つまり、どうしても覚えておきたい内容を、そのいらない記憶ではなくて、残しておくべき大事な記憶何だと脳に認識させることが出来ればいいわけです。

しかし、そんなことを言っても「大事だと思ってても忘れるんだよ!」と思われた方がいるように、頭で大事だと考えていたとしても、明日の朝にはすっかり忘れてしまっていることが殆どです。具体的にどうすればよいのでしょうか?

簡単に言ってしまうと、その方法こそ『何度も思い出そうと努める』ことなのです。

どういうことかと言いますと、まず前提としまして、私たちの記憶というのは頭でどんなに大切だと思っていても忘れてしまう可能性が高いです。そこで重要になってくることは、忘れるといってもすべてが一気に姿を消すというわけではなくて、記憶とは徐々に消えていくようなものであり、思い出そうとすれば途中でつなぎとめることが出来るのです。

ようするに、この思い出して記憶をつなぎとめようとする工程が、私たちの脳に無意識に「あ、この記憶は大事なんだな」という意識を持たせることが出来るのです。

なので、もしも新しい知識を覚える方法を探しておられる方は、ぜひ『何度も思い出そうと努める』ことを試してみてください。

さいご

今回は、記憶を定着させるために重要なことを紹介しました。

まとめると、

  • 記憶を定着させるために重要なこととは『何度も思い出そうと努める』こと
  • 勉強した内容を忘れないためには、時間の経過とともにあやふやになってしまった学んだ内容を何度も思い出そうとすることで、それを大事な記憶なのだと脳に認識させる必要がある

最後までお読み頂きありがとうございました。

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