こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、肯定から入ることで生まれるメリットについて考えてみたいと思います。
みなさんは、「いいねボタン」を押したことはありますか?
Twitterに限らず、最近では色々なところでも「いいねボタン」を見かける機会が増えましたけど、あたり前のように押している人たちとは別に、今まで実際に使ったことがないと答えられる方は意外に多いと思います。
もっというと、匿名の第三者として誰かを「いいね!」することはあっても、普段から面と向かって他者を褒めたり、考えを肯定したりしているという人は少ない筈です。
ここでは、他者を認めることに苦手意識のある方に向けて、肯定から入ることで生まれるメリットを考えていきます。
肯定から入ることで生まれるメリット
先に結論から言いますと、肯定から入ることで生まれるメリットとは『自身をより成長させる』ことです。
もう少し具体的に言うと、他者の考えをまず認めようとする行為は、仮に自分の価値観と違うものであった場合、相手はなぜそう考えたのかという疑問を生み、それを理解しようと思考し続けることになるため、安易に否定するよりも自身を成長させるのです。
そもそもの話ですけど、全部の意見を肯定するって行為は私たちの思っている以上に、意外とシンドイことなんです。
例えば、「○○することは正しい!」と自分が主張していたとして、そこに「いや、それはどう考えても違うだろ?」とまったく違う意見を言ってくる人の姿を想像してみてください。正直、受け入れられると思いますか?
ぶっちゃけ私だと、「人が気持ちよく話してるところに茶々入れるなよ!」とただただ不快に感じるだけで「へぇ~、そんな意見もあるんだなぁ」なんて達観することはできないと思います。
ようするに何が言いたいかというと、私たちは自分の価値観に合わない考え方なんかを肯定することを苦手としていて、どうしても楽な否定という行為をしがちになってしまうのです。
だって、聞いた事もない嘘みたいな情報に対して「そんなのデタラメだ!」と否定の言葉を言ってしまえば、少なくとも自分の中ではそれで完結しますから、自分の中で理解できない内容を受け入れようとすることに比べてはるかに楽です。
しかし、そこで少し考えてみてほしいんですけど、自分の価値観に合わない考え方を肯定するというシンドイ行為をした際、その後はどうなると思いますか?
「よくわかんないけど正しいんだろ」と漠然としたまま放置してしまう方もいるかもしれません。ここで重要になるのは、そこで「理解できないままで納得できるか!」と感じる事なんです。
ようするに何が言いたいかというと、自分の価値観に合わない考え方を肯定するという行為は「なんでそんな考えになったんだ?」といった疑問を私たちの中に芽生えさせ、本当の意味で自分の中にまったく新しい価値観を生み出すきっかけになるのです。
なので、正直シンドイことだとは思いますけど、これが『自身をより成長させる』のだと頭の片隅に置いて、相手の意見をまず肯定してみることを意識してみましょう。
さいご
今回は、肯定から入ることで生まれるメリットについて考えてみました。
まとめると、
- 肯定から入ることで生まれるメリットとは『自身をより成長させる』こと
- 他者の考えをまず認めようとする行為は、仮に自分の価値観と違うものであった場合、相手はなぜそう考えたのかという疑問を生み、それを理解しようと思考し続けることになるため、安易に否定するよりも自身を成長させる
最後までお読み頂きありがとうございました。
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