楽に生きていくために忘れてはいけない事【他者に尽くすことはよくない?】

知識

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、楽に生きていくために忘れてはいけない事について考えてみたいと思います。

みなさんは、今の生活に辛さを感じたことはありませんか?

正直な話、何の不平不満もなく生活できている方はいない筈です。誰だって、仕事や人間関係など、何かしら納得のいかないことを抱えて生きています。

しかし、そうはいっても、大半の人はできれば楽をしていたいと考えながら生活していると思います。

ここでは、少しでも楽に生きたいと考えたことのある方に向けて、楽に生きていくために忘れてはいけない事を考えていきます。

楽に生きていくために忘れてはいけない事

先に結論から言いますと、楽に生きていくために忘れてはいけない事とは『私たちは基本的に自分の事が一番大切』だという事実です。

もう少し具体的に言うと、私たちが少しでも楽に生きていくためには、私たち人間は基本的に自尊心が高く、無意識のうちにでも自分を優先させてしまいがちだという事実を認めて、自分自身はもちろん、他者を優先させすぎないよう心掛ける必要があるのです。

まず前提としまして、私たちは何事においても自分のことを優先させて考えがちです。ただ、偉そうにそんなことを言われても、たぶん納得のいかない方が殆どだと思います。

実際、私の好きなアニメ映画『のび太の結婚前夜』に出てくる名シーンで、「人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる」ことこそが、人間にとって最も大事なんだと語られているように、私たちの中にある認識として、他人に尽くすことを美徳として捉えている人は大勢いると思います。

私自身も子どもの頃からずっと、この言葉の通りに生きて行けるような人間を目指していますし、個人的な意見ですけど、誰かのために何かをすることは素晴らしい事だと思っています。

ただ、ここで言いたいのは、他人に尽くすことが良いからと、自分を蔑ろにして他人を優先させ過ぎてしまうことも問題があるという話なのです。

どういうことかと言いますと、例えばの話で、休みなく会社で働いている父親の姿を想像してみてください。少しだけ考えてみてほしいのですが、ぶっちゃけ、それって正しい事だと思いますか?

たぶん、はっきり正しい間違っていると答えられる方はいない筈です。

なぜなら、会社とも家族とも順風満帆に生活していける未来とは別に、ドラマなんかで観たことのある展開かもしれませんけど、会社や家族のために身を粉にしてずっと働いてきたはずなのに、突如、会社からリストラされて家族とも別居することになるかもしれません。

しかし、もしもリストラや離婚を切り出された時、その父親は「俺がどれだけお前たちのために頑張ってきたと思っているんだ!?」と言いたくなる筈です。

ようするに何が言いたいかというと、私たちは他人を優先させ過ぎて行動してしまうと、自分でも気づかない無意識のうちに「自分が尽くした分だけ会社が守ってくれる」みたいな都合のいい解釈をしてしまっている可能性があるのです。

他人を優先してしまう人というのは、どうしても自分の幸せも他人を基準にしてしまっている場合が多いのです。そのせいで、尽くしている相手から相応の見返りがない時、辛く感じてしまうのです。

でも、少しだけ考えてみてほしいんですけど「尽くした分だけ見返りがある」と考えること自体、私たちの勝手な思い込みで、傲慢な考え方ではないでしょうか?

嫌な言い方になりますけど、自分の幸せというのは、自分自身の手で何とかするしかありません。それは、今の人間関係や身を置いている環境も含まれています。

なので、自分はもちろん、回りくどい理由から他人を優先させ過ぎない為にも『私たちは基本的に自分の事が一番大切』なんだという認識を持っておき、いい塩梅を心掛けて行動できるように努めることが大事なのです。

さいご

今回は、楽に生きていくために忘れてはいけない事について考えてみました。

まとめると、

  • 楽に生きていくために忘れてはいけない事とは『私たちは基本的に自分の事が一番大切』だという事実
  • 私たちが少しでも楽に生きていくためには、私たち人間は基本的に自尊心が高く、無意識のうちにでも自分を優先させてしまいがちだという事実を認めて、自分自身はもちろん、他者を優先させすぎないよう心掛ける必要がある

最後までお読み頂きありがとうございました。

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