将来の夢を考え直すタイミング【子ども時代の夢を変えないことへのリスク?】

知識

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、将来の夢を考え直すタイミングについて考えてみたいと思います。

みなさんは、もう将来になりたいものを決めていますか?

まだ決めていない方が大半だと思いますけど、もう既になりたい職業や夢を決めてしまっているという方も少なからずいると思います。

ここでは、そんな将来なりたいものを幼い頃に決めてしまっているという方に向けて、将来の夢を考え直すタイミングを紹介していきます。

将来の夢を考え直すタイミング

先に結論から言いますと、将来の夢を考え直すタイミングとは『自分の知らない世界の情報を得た時』です。

もう少し具体的に言うと、小さい頃に一つの目標を決めてしまうことが多いですけど、子ども時代だとどうしても興味を持つ範囲や知りえる情報が少ないため、自分の得意なことや好きなことに当てはまる職業に出会えないまま、たまたま目に付いた夢や目標に向かってしまう可能性があるのです。

そもそもの話ですけど、将来の夢を考え直そうとすることは必要なのでしょうか?

人によっていろいろな考え方があるとは思いますけど、ここではっきり言ってしまうと、それは必要なことです。

こんな言い方をしますと「そんなわけ無いだろ!」と思われた方もいるかもしれません。なぜかというと、私たちの中では無意識のうちにですけど、一度決めたことを最後まで貫き通すことが美徳のような認識になっていることが多いからです。

しかし、ここで少しだけ考えてみてください。最初に決めた目標を最後までし続けることが、私たちにとって本当に良い事なのでしょうか?

例えばの話、身近にとても裁縫の得意な子がいたとしましょう。仮にですけど、その子が「将来はコンビニ店員になりたい!」と言って、夢を叶えるために何年も努力している姿を見たらどう思いますか?

たぶん、殆どの人はその夢をあきらめるように説得するか、得意そうな裁縫に関わる職業を目指すよう勧める筈です。

ようするに何が言いたいかというと、私たちが子ども時代に思い浮かべるであろう夢や目標というのは、子ども時代の限られた範囲の情報からしか選出されないため、自分に合わなかったり、間違った選択になる可能性が高くなってしまうのです。

『実存主義』を唱えていた有名な哲学者サルトルは「人間は自由の刑に処せられている」という言葉を残しています。これは、私たちは自由に選択できる権利を得る中で、その選択が正しいのか、それとも間違いなのかわからないことへの不安もずっと抱えてしまっているという意味です。

もう少し簡単に言ってしまうと、私たちは自由な時間を得たことによって多くの選択をすることが出来るようになりましたけど、その代わりに、間違った選択をすることによって苦労する可能性も生み出されたことを示しています。

正直、子ども時代に決断したことが正しい可能性も多分にありますし、すべてが間違いなどと言うつもりはありません。ただ、狭い範囲から選んだことなので、後になってから、より自分に合った選択が見つかる可能性はあります。

なので、『自分の知らない世界の情報を得た時』があれば、少しでも自分の将来にとって正しい選択をするために、目標を考え直してみることを意識してみましょう。

さいご

今回は、将来の夢を考え直すタイミングについて考えてみました。

まとめると、

  • 将来の夢を考え直すタイミングとは『自分の知らない世界の情報を得た時』
  • 小さい頃に一つの目標を決めてしまうことが多いですけど、子ども時代だとどうしても興味を持つ範囲や知りえる情報が少ないため、自分の得意なことや好きなことに当てはまる職業に出会えないまま、たまたま目に付いた夢や目標に向かってしまう可能性がある

最後までお読み頂きありがとうございました。

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