こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、周囲の意見に流されない為に重要なことを考えてみたいと思います。
みなさんは、周囲の意見に流されてしまった経験はありますか?
正直、今までに一度も周囲の意見に流された経験はないと断言できる方は少ない筈です。職場での空気、ちょっとしたコミュニティ内のいざこざなど、「空気を読む」という言葉で表されるように、どうしてもその場の流れに身を任せてしまう機会は多いと思います。
ここでは、そういった空気を読んで行動しがちになっている私たちに向けて、周囲の意見に流されない為に重要なことを考えてみたいと思います。
周囲の意見に流されない為に重要なこと
先に結論から言いますと、周囲の意見に流されない為に重要なこととは『自己をはっきりさせておく』ことです。
もう少し具体的に言うと、つい周りの空気に合わせるように行動してしまわないためには、本音として自分はどう思っているのか、自分の中にある意見を明確にすることを意識しておく必要があるのです。
そもそもの話ですけど、私たちはどうして周囲の意見に流されがちになってしまうのでしょうか?
その理由の一つを簡単に言ってしまうと、私たち人間の中には周囲の行動に対して無意識に同調してしまうことがあるからです。
こんな言い方をしますと「俺は周囲の意見に流されたことなんてない!」と思われた方もいるかもしれません。そこで、私たちが周囲の行動に無意識に同調してしまっている事例の一つとして『傍観者効果』というものを紹介します。
『傍観者効果』とは、社会心理学にある用語で、その場に自分以外の人がいた場合に「まあ、俺がやらなくても誰かがやってくれるだろ」みたいな考えが働いて、率先して行動しようとする意識を阻害してしまうことを表しています。
例えばの話で、部屋の一角だけがゴミで溢れた仕事場というのを想像してみてください。そこで、上司や同僚といった自分以外の人たちは、普段からゴミの存在など目に入らないのか、毎日、当たり前のように仕事をしていたとしましょう。
ここで質問なんですけど、そんな環境の中にいたとして「よし、俺がこのゴミを片付けるか!」と率先して行動を起こすことが出来るでしょうか?
たぶん、殆どの人は「誰かが代わりにやってくれるだろ」という意識が働いてしまい、行動に移せない筈です。このように、私たちは無意識のうちに周囲の「誰かが代わりにやってくれるから、ここは傍観者に徹しよう」といった行動に同調してしまっているわけです。
で、そうやって周囲の空気に流されてしまわない為には、具体的にどうすればよいのでしょうか?
その方法を一言で言ってしまうと『自己をはっきりさせておく』なのです。
どういうことかと言いますと、先程の仕事場にあるゴミに戻させてください。そこで質問なんですけど、客観的な意見としまして、その仕事場のゴミをどう思いますか?
ちょっと質問の仕方が無理矢理だったかもしれませんけど、大半の意見として「放置していいモノじゃない」とか「早めに片付けた方がいい」という部分は共通していると思います。
ようするに何が言いたいかというと、周囲の意見に流されない為には、大前提として目の前にある問題に対して自分自身はどういった意見を持っているのかを明確にし、周囲に誰もいない状況をイメージすることが大切になるのです。
なので、もしも周りの空気に名がさえそうになった時は、まず『自己をはっきりさせておく』ことを意識して、その場に自分一人だった場合のことを想定して動くようにしてみましょう。
さいご
今回は、周囲の意見に流されない為に重要なことを考えてみました。
まとめると、
- 周囲の意見に流されない為に重要なこととは『自己をはっきりさせておく』こと
- つい周りの空気に合わせるように行動してしまわないためには、本音として自分はどう思っているのか、自分の中にある意見を明確にすることを意識しておく必要がある
最後までお読み頂きありがとうございました。
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