こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、苦手を克服するために必要なことを紹介します。
みなさんは、何か苦手としていることはありませんか?
苦手なことのない方というのは多分いないと思います。誰しも得意としている分野があるように、不得手な分野も少なからず持っている筈です。
ここでは、そんな不得手としている分野に関して、苦手を克服するために必要なことを紹介します。
苦手を克服するために必要なこと
先に結論から言いますと、苦手を克服するために必要なこととは『思い込みを無くす』ことです。
もう少し具体的に言うと、不得手なことを無くすためには、そもそも自分に才能がないとか、生まれながらに苦手なんだという思い込みを捨てて、以前よりも上手くできたことに目を向けながら試行錯誤していく必要があるのです。
そもそもの話ですけど、コミュニケーションが苦手とか、歌が下手だとか、私たちが苦手としている分野というのは、どうして苦手なものになってしまったのでしょうか?
その原因のひとつを簡単に言ってしまうと、それは過去に失敗した経験からくる苦手意識というものが深くかかわっています。
例えばの話で、普段から海で泳ぐのがとても好きな子供がいたとしましょう。ある日、その子供が泳いでいる途中で足をつって溺れてしまいました。その後、子供は何とか他の人々に救助され一命をとりとめました。
ここで質問なのですが、こんな経験をした子供は大人になってからも泳ぐことを好きでいられるでしょうか?
もちろん好きなままでいる可能性もありますけど、たぶん同じような経験をした人の大半はトラウマを抱えてしまって、海で泳ぐことに苦手意識を持つようになると思います。
ようするに何が言いたいかというと、少し極端な例かもしれませんけど子供時代に溺れた経験からカナヅチになってしまうように、過去に酷く失敗した経験が苦手意識という形で影響することで、私たちが大人になってからも苦手なものとして残り続けるわけです。
それを踏まえたうえで、私たちはどうすれば苦手を克服することが出来るのでしょうか?
その方法を一言で言ってしまうと『思い込みを無くす』ことなのです。
どういうことかと言いますと、前提としまして私たちが苦手として捉えているモノというのは、失敗した過去の経験が関わっています。そのため、苦手を克服するためには、まずその過去の経験からくる「自分はこれが苦手なんだ」という意識を改善する必要があるのです。
もっとわかりやすい言い方をしますと、例えばの話、ピーマンの苦手な子供がいたとしましょう。仮にですけど、その子供がまったく気付かないうちに細かく刻んだピーマンの入っていた料理を食べていたとして、完食した後になってから実は苦手な食べ物が入っていたのだと伝えたとします。
ここで少しだけ考えてみてほしいのですが、後からそう伝えられた子供はどう思うでしょうか?
正直、食べ終わってから無理やり吐き出そうと試みる子供は少ないと思います。ほとんどは「ふ~ん、そうなんだ」と半信半疑で、本人の意図せずも苦手なものを食べたことを褒めてくる大人たちに顔を綻ばせるかもしれません。
そして、こうした成功体験から、意外と食べられるんだなとピーマンを普通に食べられるようになる子供も少なからず出てくるはずです。
ようするに何が言いたいかというと、苦手だったピーマンを食べたという一つの経験から食べられるようになる子供のように、何かを成功させた経験、前よりも上手くできたという体験を得ることによって苦手を克服することが出来るわけです。
なので、もしも何か苦手を克服したいと考えておられる方は、『思い込みを無くす』ことを意識して、過去の失敗を払拭するような成功体験を得ようと行動してみましょう。
さいご
今回は、苦手を克服するために必要なことを紹介しました。
まとめると、
- 苦手を克服するために必要なこととは『思い込みを無くす』こと
- 不得手なことを無くすためには、そもそも自分に才能がないとか、生まれながらに苦手なんだという思い込みを捨てて、以前よりも上手くできたことに目を向けながら試行錯誤していく必要がある
最後までお読み頂きありがとうございました。
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