こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、間違いを指摘するための上手な方法を紹介します。
みなさんは、今までに誰かの間違いを指摘したことはありますか?
仕事やちょっとした作業の時など、どうしても注意しなければいけなくなる機会というのは多分にあると思います。そんな時、注意する側はもちろん気を遣うと思いますけど、注意される側もあまりいい気分にはならない筈です。
ここでは、いざという時に少しでも意味のある注意が出来るよう、間違いを指摘するための上手な方法を紹介していきます。
間違いを指摘するための上手な方法
先に結論から言いますと、間違いを指摘するための上手な方法とは『自分の失敗を語る』ことです。
もう少し具体的に言うと、いざという時に上手く注意するためには、ただ目の前にある問題点を指摘するだけではダメで、自分が過去に経験したこと、失敗したことを例に挙げて、自尊心を傷つけない様に相手のできている部分にも目を向ける必要があるのです。
そもそもの話ですけど、誰かに間違いを指摘されるといった経験をしたことのある方は多いと思いますが、ぶっちゃけ、その指摘された間違いを素直に聞き入れることが出来ていますか?
物凄く個人的な意見ですけど、私の場合は「偉そうに何言ってんだ?」と素直に受け止めるなんてことはせずに、いつも反発してしまっています。同じように相手の気遣いからくる注意さえ聞き入れられず、不満を抱いてしまっている方は意外に多いと思います。
実際に自分がそういった指摘を聞き入れられているかどうかはともかくとして、そういった素直になれない人がいるという事実は、少し極端な言い方ですけど、注意という行動に対して面倒を感じるようになってしまうかもしれません。
だって、そもそも間違いの指摘といった行動は、理由はどうあれ相手に嫌な思いをさせてしまうことが分かり切っているわけですし、相手の失敗を半笑いであげつらえるような嫌味な性格でもしていない限り、結構しんどい行動なんです。
しかし、そうはいっても「じゃあ、指摘なんてしなきゃいいじゃん!」というわけにはもちろん行きません。失敗や間違いをそのままにするのは作業そのもののクオリティを下げてしまいますし、なにより、その間違いに気づいていない人にとって良くないことになります。
だからこそ、相手の間違いを指摘する際には、「偉そうに何言ってんだ?」みたいに変な不満を持たれない様できるだけ素直に話を聞いてもらい、なおかつ、同じ失敗をしないためにも有耶無耶にせず問題点をはっきりと伝える必要が出てきます。
それを踏まえたうえで、具体的にどうすれば相手の間違いを上手に指摘することが出来るでしょうか?
その方法を一言で言ってしまうと『自分の失敗を語る』ことになります。
どういうことかと言いますと、例えばの話で、家庭教師をしている自分の姿を想像してみてください。そこで、自分は小学生くらいの子供に勉強を教えていたとしましょう。
仮にですけど、その小学生がどうしても躓いてしまう分野に出会ったとして、その時に「頑張ればなんとかなる!」といったアドバイスをしたら、その子供はどう思うでしょうか?
たぶんですけど、「根拠のないことは言うな!」と怒られるかもしれません。ただ、もしもそこで自分が過去に同じような状況になった時の体験談も交えたうえで、そこで得た回答として最後に同じことを言ったとしたらどうでしょうか。怒られる可能性は少ない筈です。
このように、私たちは単純にすでに出来ている人間から失敗や間違いを指摘されることに不快に感じることがありますけど、相手にも失敗していた時期があった、自分よりも酷かったといった前情報が入ることで、素直に聞いてもらいやすくなるのです。
なので、もしも少しでも指摘した間違いを受け入れてもらいたいと考えている人は、できるだけ『自分の失敗を語る』ことを意識してみましょう。
さいご
今回は、間違いを指摘するための上手な方法を紹介しました。
まとめると、
- 間違いを指摘するための上手な方法とは『自分の失敗を語る』こと
- いざという時に上手く注意するためには、ただ目の前にある問題点を指摘するだけではダメで、自分が過去に経験したこと、失敗したことを例に挙げて、自尊心を傷つけない様に相手のできている部分にも目を向ける必要がある
最後までお読み頂きありがとうございました。
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