こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、成長するために直しておくべき間違った認識について考えてみたいと思います。
みなさんは、自分は向上心がある方だと思いますか?
あるとハッキリ答えられる方は少ないかもしれません。しかし、ふと暇な時間が出来た時なんかにちょっと資格の勉強をしてみようとか、何か新しい分野を学ぼうと考えたことのある方は意外に多いと思います。
ここでは、そうした私たち自身を成長させる行動に関して、成長するために直しておくべき間違った認識について考えてみたいと思います。
成長するために直しておくべき間違った認識
先に結論から言いますと、成長するために直しておくべき間違った認識とは『自分は教えてもらえる立場』という思い込みです。
もう少し具体的に言うと、私たちが成長するために直しておくべき認識というのは、学校や塾のように席に座っている状態でも勝手に知識を与えられていた時と同じく、自分から何かを見つけようと動くのではなく、特定の場所に行ってただ待っているだけで良いという考えを持ってしまう事です。
最初に少しだけ考えてみてほしいのですが、例えばの話、ふと自分がなにか新しい事を始めようと考えたとしましょう。その時「来月からこれをやるぞ!」と決めたとして、その後は具体的にどんな行動を取るでしょうか?
- 新しいことに必要となる道具の準備
- どれぐらいの期間、どの時間帯にするか日程の調整
- 何も考えずに、ぶっつけ本番でとりあえず実践してみる
なにか新しい習い事を始めようと考えたとして、その後に取る行動というのは人によって様々だと思います。ただ、その中で最も多いのは『セミナーに通う』など、その専門としている学校のような場所に行って習おうとすることの筈です。
実際にはあまり必要のない道具を買ってしまったり、何も考えずに始めて大きな失敗を経験し挫折してしまったりするよりも、事前にちゃんとした知識を得られることからも『セミナーに通う』という選択肢は正しいです。
ただ、ここで少しだけ考えてみてほしいんですけど、そもそもなぜ真っ先に『セミナーに通う』という選択肢が私たちの頭に浮かんだのでしょうか?
その理由の一つを簡単に言ってしまうと、それは私たちが無意識のうちに知識というのは人から教わるものだという思い込みをしてしまっているからです。
もちろん「俺は違うぞ!」と否定される方もいると思います。しかし、実際に例えば新しく資格の取得を考えられた人なんかも、真っ先に通信教育のような学校みたいなシステムのことを殆どの人が思いつく筈です。
これは、義務教育という私たちが幼い頃から経験している仕組みによって、テストやレポートといった自力で頑張る必要のある機会も少なからずあれど、小中高大とほぼ椅子に座ったままでも勝手に教えてもらえていた学びの形式が、私たちに『じっと待っていても教われる』という受け身の考え方を根付かせてしまったのです。
正直、これだけだと「それが問題あるの?」と疑問に思われるかもしれません。確かに、自分で動こうが待っていようが、結局は同じ知識を得られるなら問題はないように見えると思います。
しかし、ただじっと待っている受け身の姿勢であり続ける事には、成長する上で大きなデメリットがあります。
それは何かというと、簡単に言ってしまうと誰かに教えられるような知識しか身につかないというデメリットです。
例えばの話ですけど、「練習」と「本番」は違うという話を耳にしたことはないでしょうか?
仮に、自分が事前に遭難した際の訓練や、どう行動すべきかも講習を受けていたとしましょう。それで、実際に遭難してしまったとして、前もって聞かされていた通りに上手く対処することが出来るかというと、大半の人はそうではない筈です。ぶっちゃけ、私だとその場でパニックを起こして、ただアタフタしてしまうと思います(汗)
思い出してみてほしいんですけど、そもそもの話、私たちが子どものことに学校で学んできたことの内、一体どれくらいまでを今も覚えられていますか?
なので、もしもこれから何か新しい事を始めようと考えている人は、本当の意味で成長するためにも『自分は教えてもらえる立場』という思い込みを無くすように意識しましょう。
さいご
今回は、成長するために直しておくべき間違った認識について考えてみました。
まとめると、
- 成長するために直しておくべき間違った認識とは『自分は教えてもらえる立場』という思い込み
- 私たちが成長するために直しておくべき認識というのは、学校や塾のように席に座っている状態でも勝手に知識を与えられていた時と同じく、自分から何かを見つけようと動くのではなく、特定の場所に行ってただ待っているだけで良いという考えを持ってしまう事
最後までお読み頂きありがとうございました。
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