こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、好きなことを仕事にすることのメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
みなさんは、好きなことを仕事にした方が良いという話を聞いた事はありませんか?
耳にしたことのある方は意外にいると思います。「好きこそものの上手なれ」という諺もあるくらいに、私たちの認識としましても好きなことを仕事にするのは良い事のように思えます。
しかし、好きを仕事にすることは実際に良い事なのでしょうか?
ここでは、現実的な問題として好きなことを仕事にすべきか悩んだことのある方に向けいて、好きなことを仕事にすることのメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
好きなことを仕事にすることのメリットとデメリット
まず最初に、好きなことを仕事にすることのメリットについて簡単に言ってしまうと『高い集中力を発揮することが出来る』ことです。
どういうことかと言いますと、例えばの話で、テレビゲームをしている子どもの姿を想像してみてください。勝手なイメージかもしれませんけど、面白いゲームをしている時って何時間もの間、テレビ画面から目を話すこともなく、コントローラーを操作している手を除いて、その場からほとんど動かなくなってしまいます。
客観的に見るとすごい集中力ですけど、こんな状態になれる機会というのはなかなかありません。正直、学校の勉強や運動など本当に集中しなきゃいけない時よりも、子ども達にとっては好きなゲームをしている時の方が集中している筈です。
このように、私たちは自分の趣味など好きなことをしている時には高い集中力を発揮できますし、興味のない事だと面倒に感じる事でも、苦をほとんど感じることなく実行したり試行錯誤したりすることが出来るわけです。これが好きなことを仕事にすることの大きなメリットの一つになります。
では、その反対として好きなことを仕事にすることのデメリットとは何でしょうか?
それを一言で言ってしまうと『自分のやりたいことが出来なくなる』ことです。
もう少し具体的に言うと、好きなことを仕事にするということは、現実的な問題として自分に取ってやりたい分野、好きなことだけを作業として熟すだけではダメで、当然の話ですけど、自分にとってやりたくない仕事、嫌いなことを沢山しなければいけなくなるという事です。
例えばの話ですけど、自分はゲームをするのが好きだからとゲーム会社に就職しようと考えたとしましょう。そこで少しだけ考えてみてほしいのですが、そもそもゲームを作るには、売るためには具体的にどんなことをしなければいけないでしょうか?
ざっくりと必要なものを上げると、ゲーム制作のためにはある程度のプログラミング技術や、登場人物やストーリーなどの制作、なによりそれらを実際に行う個々のスタッフをまとめ時間管理をしなければいけない人物の存在に、そのブラックと表現できるような仕事に耐えうるために全員に異常ともいえる根性が求められます。
そして、ゲームを売る側に関しては、そもそもゲームとは全く関係のない営業や接客という対人に関するスキルが必要になります。
ようするに何が言いたいかというと、仮にゲームが好きだからとゲームに関わる仕事をしようとしたとしても、実際にはゲームをプレイすることと関係のない部分、制作ではなく営業や事務の仕事ばかりをすることになってしまう可能性があるのです。
もちろん、好きなことを仕事にすることは嫌いなことをするのに比べれば、成功する可能性は圧倒的に高いですし、なにより「人生100時代」とさえ言われている現代の長い人生の中でも、私たちが苦を感じる機会は少なくしてくれるかもしれません。
ただ、好きなことを仕事には少なからずデメリットもあるので、安易に好きを仕事にすればよいと考えて行動する事もやめておいた方が良いと思っておきましょう。
さいご
今回は、好きなことを仕事にすることのメリットとデメリットを考えてみました。
まとめると、
- 好きなことを仕事にすることのメリットについて簡単に言ってしまうと『高い集中力を発揮することが出来る』こと
- 反対に、好きなことを仕事にすることのデメリットとは『自分のやりたいことが出来なくなる』こと
最後までお読み頂きありがとうございました。
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