聞き返されない為の話し方のコツ【自分の中にある常識を捨てる?】

雑談

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、聞き返されない為の話し方のコツを紹介していきます。

みなさんは、話をしている時に相手から聞き返されたことはありませんか?

話していることを一度の説明でちゃんと理解してもらえることは滅多にありません。その為、どうしても人に何かを話す際には、聞き返されるという事を私たちは何度も経験することになります。

そう考えてみると当然のことではあるんですけど、やはり、折角話をしているのに何度も聞き返されてしまうのは、話している側はもちろん、聞いている側の気持ちとしても不快な筈です。

ここでは、そういったお互いにとって嫌になる状況の発生を少なくするために、聞き返されない為の話し方のコツを紹介していきます。

聞き返されない為の話し方のコツ

先に結論から言いますと、聞き返されない為の話し方のコツとは『自分の常識を捨てる』ことです。

もう少し具体的に言うと、相手に何度も聞き返されるという事態を減らすためには、これぐらいが誰でも知っている、といった自分の中にある常識で考えるのではなくて、話をする相手を基準にし、自分の常識ではなく相手の常識を基にして話す内容を決める必要があるのです。

そもそもの話ですけど、私たちが誰かに説明をする際、どうして一度で理解されることは殆どないのでしょうか?

その理由をざっくり言ってしまうと、「話している側」と「話を聞いている側」にちょっとした食い違いが発生しており、それが理解の妨げになってしまっているのです。

その食い違いというのは、『常識』のことです。

例えばの話ですけど、実際に効果があるかどうかはともかくとして「ゴーヤは夏バテ予防に良い」という噂が一部の地域で広まったとします。そんな時、その地域に住んでいた人が友人に対して「なんか、あの緑で苦い野菜が夏バテ予防に効果があるらしいぞ」と教えたとしましょう。

ここで想像してみてほしいのですが、この時、口頭で噂を教えられた友人はちゃんとその内容を受け取ることが出来たでしょうか?

おそらく、ちゃんと受け取ってもらえたとは言えない筈です。なぜなら、その説明している本人にとっては『緑で苦い野菜=ゴーヤ』となっていても、私たちやその聞いている側にとっては緑で苦い野菜と言っても他にいろいろ連想でき、もしかするとピーマンが思い浮かぶかもしれません。

つまり、この話している側の『緑で苦い野菜=ゴーヤ』のような思い込みが、聞いている側の理解の妨げになっているわけです。

それを踏まえたうえで、私たちはどうすれば相手に聞き返される機会を減らすことが出来るのでしょうか?

その方法を一言で言ってしまうと、『自分の常識を捨てる』ことになります。

どういうことかと言いますと、前提としまして、聞き返されてしまう原因というのは私たちの中だけにある常識や思い込みにあります。そこで、相手に理解してもらうためには、自分のあたり前だと思っていることを捨てて、まず相手が常識としている事を理解する必要が出てきます。

仮に、先程の「ゴーヤは夏バテ予防に良い」という噂に関して、もしも事前に話をする相手が『緑で苦い野菜=ピーマン』という常識を持っていることを理解していたとしましょう。そんな中で、同じように「なんか、あの緑で苦い野菜が夏バテ予防に効果があるらしいぞ」といった説明をするでしょうか?

誤解されることが分かっているわけですから、そんな言葉を使うことはない筈です。少なくとも、できるだけ相手に伝わるよう「緑で苦い野菜」ではなく「ゴーヤ」とはっきりした文言に変えると思います。

なので、もしも少しでも聞き返される機会を減らしたいと考えておられる方は、まず『自分の常識を捨てる』ことを意識し、できるだけ相手の常識を念頭に置いて話をするようにしてみましょう。

さいご

今回は、聞き返されない為の話し方のコツを紹介しました。

まとめると、

  • 聞き返されない為の話し方のコツとは『自分の常識を捨てる』こと
  • 相手に何度も聞き返されるという事態を減らすためには、これぐらいが誰でも知っている、といった自分の中にある常識で考えるのではなくて、話をする相手を基準にし、自分の常識ではなく相手の常識を基にして話す内容を決める必要がある

最後までお読み頂きありがとうございました。

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