こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、時間がある時でも行動できない理由を考えてみたいと思います。
みなさんは、休みの日でも予定通りに行動できていますか?
時間があったら筋トレを始めてみようと決めていながら、時間に余裕が出来ても筋トレせずダラダラ過ごしてしまうなど、事前に建てていた計画を蔑ろにしてしまっている方は意外にいる筈です。
ここでは、そんな休日など時間のある状態でもつい怠けてしまいがちな人に向けて、時間がある時でも行動できない理由を考えてみたいと思います。
時間がある時でも行動できない理由
先に結論から言いますと、時間がある時でも行動できない理由とは『人間は今までと違う行動を取ることを苦手としている』ためです。
もう少し具体的に言うと、時間に余裕が出来ても思い通りに行動できないのは、私たちは基本的にいつも同じ時間に起床し、歯を磨いて食事をとるなど、同じ行動を繰り返すことを当たり前に感じているため、それと違う行動を取ろうとすることに無意識に不快感を得ているからです。
前提としまして、私たち人間というのは『同じ行動を繰り返す事』を当たり前と捉えており、それから逸脱してしまうと不快に感じるようにできています。
唐突にこんなことを言われても納得のいかない方はいると思います。そこで、少しだけ考えてみてほしいのですが、例えばの話で、今までに「昼に食事をする」という行為を面倒くさいと感じたことはあるでしょうか?
寝る間も惜しんで働いている人の中には昼食を煩わしく感じたことのある方は少なからずいるかもしれませんけど、普通に過ごしていて、実際にそう感じたことのある方は殆どいない筈です。
では、ちょっと昔のことを思い出してみて「学校の宿題」はどうだったでしょうか?
これに関しては、むしろ普段から面倒くさいと感じている人の方が大半だと思います。
ようするに何が言いたいかというと、この「昼に食事をする」という行動を取る際には抵抗がなく、「学校の宿題」という行動を取る時には抵抗を感じてしまうわけです。では、この違いはどうして生まれているのでしょうか?
その理由の一つを簡単に言ってしまうと、『人間は今までと違う行動を取ることを苦手としている』からになります。
どういうことかと言いますと、例えばの話で、今まで何の疑問もなく一日に三度食事をとる行動を取っていたところで、ある日、一日の食事を五回に分けることになったとしましょう。少しだけ想像してみてほしいのですが、そんな状況になった時、すぐ受け入れることが出来るでしょうか?
単に食事の回数が増えるだけで実害はなさそうですけど、正直、すぐ受け入れられる方はいない筈です。どうしても最初の内は違和感を持ってしまうと思います。
しかし、そんな最初に抵抗を持っていた行動でも、数ヶ月も続けていると抵抗もなくなり、いつの間にか受け入れてしまっているかもしれません。
つまり、私たちは「食事の回数を三回から五回に変える」のように、今までに繰り返していたことを変更してしまうことに抵抗を感じるようにできており、それがどんなに変なこうどうであったとしても、ある程度繰り返してしまうと、いつの間にか受け入れてしまう程に繰り返した行動を好みやすい傾向にあるのです。
なので、もしも時間がある時でも行動できないことに悩んでおられる方は、まず『人間は今までと違う行動を取ることを苦手としている』ことを意識し、不快に感じても繰り返してみて抵抗を無くすことを心掛けてみましょう。
さいご
今回は、時間がある時でも行動できない理由を考えてみました。
まとめると、
- 時間がある時でも行動できない理由とは『人間は今までと違う行動を取ることを苦手としている』ため
- 時間に余裕が出来ても思い通りに行動できないのは、私たちは基本的にいつも同じ時間に起床し、歯を磨いて食事をとるなど、同じ行動を繰り返すことを当たり前に感じているため、それと違う行動を取ろうとすることに無意識に不快感を得ているから
最後までお読み頂きありがとうございました。
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