同じ内容を言い続けることの意味【文句を言われても続ける理由?】

雑談

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、同じ内容を言い続けることの意味について考えてみたいと思います。

みなさんは、まったく同じ話を何度も聞かされた経験はありませんか?

内心で「もう聞いた」と言いたくなるくらいに、そういった場面に遭遇したことのある人は意外にいると思います。というか、自身の実体験として、すでに誰かに向かって繰り返し同じ話をしてしまったという経験があるかもしれません。

ここでは、同じ話を聞かされることに疑問を持った経験のある方に向けて、同じ内容を言い続けることの意味を考えてみたいと思います。

同じ内容を言い続けることの意味

先に結論から言いますと、同じ内容を言い続けることの意味とは『より相手に印象づけたい重要な情報』ということです。

もう少し具体的に言うと、同じ内容を言い続けることの意味とは、伝える側にとって繰り返したくなるくらいに重要な内容ということで、相手の記憶により強く残してもらうための手段なのです。

そもそもの話ですけど、私たちはどうして「何度も言わなくても分かってる」と相手に文句を言われたとしても、つい同じ内容を繰り返し何度も伝えてしまっているのでしょうか?

その理由の一つを簡単に言ってしまうと、何度も伝えて相手の記憶に残してほしいほど、伝える内容が重要な情報である為です。

例えばの話で、実際に自分が相手に「何度も言わなくても分かってる」と文句を言われてしまうような状況を想像してみてください。正直、自分にとってどうでもいい話をわざわざ何度も相手に伝えるなんてことはしない筈です。

「何度も言わなくても分かってる」と文句を言われる内容というのは、それだけ相手の記憶に定着していてほしい情報、「前日の雨で地面が滑りやすくなっているから注意しろ」とか「忘れ物がないか確認したか」といった、相手に知っておいてほしいと思える情報だと思います。

ようするに何が言いたいかというと、私たちがつい繰り返してしまいがちな伝える内容というのは、自分にとって、もしくは相手にとってそれだけ重要な情報になるのです。

ここで少しだけ考えてみてほしいのですが、私たちはほぼ毎日のように誰かと話をしたり、ネットなどで情報を収集したりしていますけど、つい一週間前、自分が何をしていたのか正確に思い出すことが出来ますか?

ぶっちゃけ、あやふやになってしまっている人が殆どだと思います。せいぜい本当にごく一部の時間に何をしていたかという情報くらいで、仮に「先週の昼は何を食べた?」という質問をされた際、即答できる人すら少ない筈です。

私たち人間というのは忘れる生き物であり、なんでもかんでも完璧に覚えていたら生活に支障が出てきてしまいます。だからこそ、ときには暗記のように何度も繰り返すことによって大事な情報を定着させようと自然に行動しています。

なので、もしも繰り返し言い聞かされることに嫌気がさしてきたときは、普段から伝えている側にとって『より相手に印象づけたい重要な情報』なんだと思っておきましょう。

さいご

今回は、同じ内容を言い続けることの意味について考えてみました。

まとめると、

  • 同じ内容を言い続けることの意味とは『より相手に印象づけたい重要な情報』
  • 同じ内容を言い続けることの意味とは、伝える側にとって繰り返したくなるくらいに重要な内容ということで、相手の記憶により強く残してもらうための手段

最後までお読み頂きありがとうございました。

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