こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、勉強において報酬を設定することのデメリットについて紹介します。
みなさんは、物事に取り組む際になにかご褒美を用意してはいませんか?
宿題が終わったらケーキを食べる、今の作業が一段落したらゲームをしていいなど、物事に対してご褒美のような物を設定している人というのは意外に多いと思います。
ここでは、そんなご褒美を用意した経験のある方に向けて、勉強において報酬を設定することのデメリットを紹介していきます。
勉強において報酬を設定することのデメリット
先に結論から言いますと、勉強において報酬を設定することのデメリットとは『報酬が無いとやる気の出ない状態になる』ことです。
もう少し具体的に言うと、勉強において報酬を設定することのデメリットとは、勉強する本来の目的を忘れてしまい、成長を実感して喜ぶなど勉強そのものの意義に気付かないまま、報酬が無いとやる意味を見出せない状態になる可能性があるのです。
そもそもの話ですけど、子どもに何かをやらせようとする際、「手伝いをしてくれたらお菓子をあげる」のようにご褒美を設定したことのある方は大勢いると思います。実際、短期的な視点で見ると、やる気の出ない時に、やる気の出せる報酬を設定するという方法は広く知られている通りとても有効です。
ただ、ここで少しだけ考えてみてほしいんですけど、最初に「お菓子がもらえる」という理由から手伝いを始めるようになったとして、仮に途中から「お菓子をあげない」という状況にしてしまった時、子どもは今まで通りに手伝いをしてくれるでしょうか?
現金な話、お菓子がもらえないのに手伝おうと考える子どもはいないと思います。なぜなら、子どもたちにとって、手伝う目的が「お菓子をもらえる」というメリットしか存在していないからで、そのメリットが無くなるなら手伝いをしようとは思えない筈です。
つまり何が言いたいかというと、子どもに限った話ではなくて、最初に「お菓子」のような報酬を設定してしまうと、あとから報酬を無くしてしまった時に、行動してくれる人が一気にいなくなってしまう可能性があるのです。
なので、もしも本当の意味で習慣として身につけたいと考えている時は、『報酬が無いとやる気の出ない状態になる』ことを避けるため、できるだけご褒美を用意してやる気を出すのは控えてみましょう。
さいご
今回は、勉強において報酬を設定することのデメリットについて紹介しました。
まとめると、
- 勉強において報酬を設定することのデメリットとは『報酬が無いとやる気の出ない状態になる』こと
- 勉強において報酬を設定することのデメリットとは、勉強する本来の目的を忘れてしまい、成長を実感して喜ぶなど勉強そのものの意義に気付かないまま、報酬が無いとやる意味を見出せない状態になる可能性がある
最後までお読み頂きありがとうございました。
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