こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、ニンジンをぶら下げるよりもやる気の出る方法を紹介します。
みなさんは、なにかに取り組む際にご褒美を用意していますか?
勉強の終わったら食べられるようにおやつを用意していたり、ゲームをしていいというルールをつくったり、報酬を設定してやる気を出そうとした経験のある人は大勢いると思います。
しかし、そういった報酬というのはいつでも用意できるわけではありませんし、できるようなものであると徐々にマンネリ化してしまって、やる気を出せなくなってしまうかもしれません。
ここでは、ご褒美を用意してやる気を出そうとした経験のある方に向けて、ニンジンをぶら下げるよりもやる気の出る方法を紹介していきます。
ニンジンをぶら下げるよりもやる気の出る方法
先に結論から言いますと、ニンジンをぶら下げるよりもやる気の出る方法とは『報酬を先に出してしまう』ことです。
もう少し具体的に言うと、ニンジンをぶら下げるよりもやる気の出る方法とは、達成した後になって報酬を出そうとするのではなく、始める前の段階で報酬を渡してしまい、達成できなかった時に報酬を取り上げるという設定にするのです。
正直、今日の分の宿題を終わらせたらゲームで遊べるとか、本を一冊読めれば無料でピザが食べられるなど、なにか物事に取り組もうとする際にやる気を出すために自分へのご褒美を用意したことのある方は大勢いると思います。
でも、ここで少しだけ考えてみてほしいのですが、その方法を実践してみたとして、思っていたような効果を発揮できていましたか?
ぶっちゃけ効果をあまり感じられず、やる気を出せなかったという人もそれなりにいた筈です。最初は効果があったとしても、何度も繰り返していると、設定するご褒美のランクを上げたりしないと効果を感じられなくなってくると思います。
それを踏まえたうえで、やる気を引き出すための方法としてオススメしたいのが『報酬を先に出してしまう』になります。
どういうことかと言いますと、そもそもの話で、私たち人間というのは基本的に「○○をしたらお金がもらえる」と目的を達成した後に与えられるよりも、「○○しなかった場合は取り上げる」のように、先にもらった報酬を返すだけだったとしても、損失してしまうことに対して危機感を持ちやすいのです。
例えばの話、「ある難解な本についての読書感想文を書いたらゲームがもらえる」という状況にあったとして、自分は読書感想文を書こうとするか考えてみてください。
正直、「ゲームがもらえる」からと言って、実際に読書感想文を書こうとする人は少ないと思います。そもそもゲームが好きではない人もいるでしょうし、その「もらえるゲーム」というのが自分の欲しい物ではない場合もあります。
しかし、もしも自分が最初に報酬でもあるゲームを事前に渡されて遊んだ後、「読書感想文を書かないとそのゲームを返してもらう」という話になったとしたら、たぶん殆どの人は渋々ながら読書感想文を書こうと行動する筈です。
ようするに何が言いたいかというと、雑な言い方かもしれませんけど、私たち人間は基本的に損をすることが無茶苦茶嫌いなのです。
なので、どうしてもやる気が出ないと困った際には、まず『報酬を先に出してしまう』ことを意識し、損をしたくないという気持ちを利用してみましょう。
さいご
今回は、ニンジンをぶら下げるよりもやる気の出る方法を紹介しました。
まとめると、
- ニンジンをぶら下げるよりもやる気の出る方法とは『報酬を先に出してしまう』こと
- ニンジンをぶら下げるよりもやる気の出る方法とは、達成した後になって報酬を出そうとするのではなく、始める前の段階で報酬を渡してしまい、達成できなかった時に報酬を取り上げるという設定にする
最後までお読み頂きありがとうございました。
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