こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、朝食に対する意外な思い込みについて紹介します。
みなさんは、朝食を抜いたら太りやすくなるという話を聞いたことはありませんか?
朝食を抜くことで昼食や夕食により多くエネルギーを溜め込もうと食べ過ぎてしまうから、朝食を抜くと空腹感を感じやすくなってしまうからなど、朝食を抜くという行為が太りやすくなる原因になってしまうという話は少なからず聞いたことがあると思います。
ここでは、そんな誰もが聞いたことのある行動、朝食に対する意外な思い込みについて紹介していきます。
朝食に対する意外な思い込み
そもそもの話ですけど、「朝食を抜くと太りやすくなる」というのは事実なのでしょうか?
確かに、少し調べてみると「朝食を抜いている人の方が一日の摂取カロリーが多い」など、太っている人の方が多いという情報が目立ちます。
ただ、よく見てみると情報のほとんどが、「一日の摂取カロリーが増加する」とか「間食が増える」のように、朝食を抜くことが直接の原因になっているのか曖昧です。
極端な言い方をしてしまうと「そもそも朝食を抜く人は、健康管理が杜撰な傾向にある」のように、そもそも「朝食を抜く」という行為自体と「太りやすくなる」ことは関係ないという捉え方もできます。
それを踏まえたうえで、実は海外の研究では、むしろ朝食を抜いたほうが体重を減らすことができるという結果を出しているものもあります。
どういうことかと言いますと、2014年に行われた研究で、16週間という期間を設け「朝に食物繊維の少ないシリアルを食べるグループ」と「朝に食物繊維の多いオートミールを食べるグループ」と「朝食抜きのグループ」の三つに別れて実験をし、終了後に体重などを調べたそうです。
その結果、三つのグループには血圧など健康に関して差はあまりなく、朝食をちゃんと取っていたからと言って痩せられたわけでもなく、朝食を抜いていたからと言って太ったわけでもありません。
むしろ、朝食を抜いた方が減量効果が高く、朝食をちゃんと食べていた人よりも痩せていました。
正直、朝食を抜くことで健康になるかどうかは怪しいかもしれませんけど、「朝食を抜く=太る」と考えるのは間違いであると理解しておきましょう。
さいご
今回は、朝食に対する意外な思い込みについて紹介しました。
まとめると、
- 「朝食を抜くと太りやすくなる」というのは間違い
- 減量という意味では、むしろ、朝食を取る人よりも抜いた人の方が痩せやすい
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント