こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、抜き打ちテストの効果について考えてみます。
みなさんは、抜き打ちテストを経験したことはあるでしょうか?
学生時代には何度も経験したことがあるという人はそれなりにいると思います。子どもの頃に小テストという形で予告なくさせられたことが少なからずあるはずです。
ここでは、そんな突発的に行われるようなテストに意味があるのか疑問に思ったことのある方に向けて、抜き打ちテストの効果について考えてみたいと思います。
抜き打ちテストの効果
先に結論から言いますと、抜き打ちテストに効果はあるのかというと、その効果はあります。学んだことを思い出すという行為から記憶を定着させやすくなるのですが、注意点として、勉強としての効果を高めるためには「採点しないテスト」にする必要があり、点数をつけてしまうと効果がなくなってしまうのです。
まず最初からはっきり言ってしまうと、『抜き打ちテスト』というのは勉強としての効果は高いです。
これは何故かというと、抜き打ちテストには「学んだことを思い出す」という行為が前提としてあって、その行為が勉強において効果的に作用するからです。
そもそもの話、私たちは一度読んだだけで教科書の内容をすべて把握できるかというと、そんなことできる人はほとんどいません。じゃあ、読む回数を増やせば記憶できるのかというと、それでも把握できない人は出てきます。
ここで少しだけ思い出してみてほしいのですが、過去に行ったテストにおいて、一度でもちゃんと正答したことのある問題を、まったく同じ内容で別のテストとしてもう一度目にすることがあったとして、その問題を間違えたことはあるでしょうか?
一度でもちゃんと正答した問題に関しては、ケアレスミスなどでない限り、問題が解けないという理由で間違ったことのある人はいない筈です。
これはどういうことかというと、私たちは無意識のうちに「教科書を読む」とか「先生の話を聞く」など情報を頭に入れることに重点を置きがちですけど、実際には「問題を解く」など、むしろ頭に入れた情報を引き出すことを重要視した方が勉強にとって効果的なのです。
それを踏まえたうえで、もう一度『抜き打ちテスト』について考えてみると、これは「頭に入れた情報を引き出す」という行為に直結しています。
ただし、ここで注意してほしいのは「点数」の問題で、実を言いますと『抜き打ちテスト』という行為自体には勉強として高い効果があるのですが、そのテストに点数をつけてしまうと、せっかくの効果が無くなってしまうのです。
なので、もしも『抜き打ちテスト』を試してみようとしている人は、確かに効果があるのですが「採点」をしてしまうと、その高い効果を失ってしまうことを覚えておきましょう。
さいご
今回は、抜き打ちテストの効果について考えてみました。
まとめると、
- 抜き打ちテストに効果はあるのかというと、その効果はあります。学んだことを思い出すという行為から記憶を定着させやすくなるのですが、注意点として、勉強としての効果を高めるためには「採点しないテスト」にする必要があり、点数をつけてしまうと効果がなくなってしまう
- 私たちは無意識のうちに「教科書を読む」とか「先生の話を聞く」など情報を頭に入れることに重点を置きがちですけど、実際には「問題を解く」など、むしろ頭に入れた情報を引き出すことを重要視した方が勉強にとって効果的
最後までお読み頂きありがとうございました。
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