こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、効果のある指導をするためのコツについて紹介します。
みなさんは、上手く相手に教えることができていますか?
学校において先生が生徒に対して勉強を教えることに限らず、親が子供に自転車の乗り方を教えたり、監督が選手にバットの振り方を指示したりなど、誰かにやり方を教えるという機会は意外と多くあります。
ここでは、いざという時に少しでも上手くやり方を教えられるよう、効果のある指導をするためのコツについて紹介していきます。
効果のある指導をするためのコツ
先に結論から言いますと、効果のある指導をするためのコツとは『大まかなイメージを伝えるよう意識する』ことです。
もう少し具体的に言うと、効果のある指導をするためのコツとは、動作を細かく指示しようとするのではなく、大まかなイメージを伝えるようにすることで、ひとつひとつ細かく指示されるよりも大体のイメージを伝えようとする方が、より高い精度で再現しやすくなるのです。
最初に少しだけ考えてみてほしいのですが、もしも自分が誰かから新しいことを習おうとした際、「細かく指示される指導法」と「大雑把にイメージを伝えられる指導法」の二択を迫られたとして、どちらを選択するでしょうか?
これは個人的な意見かもしれませんけど、「細かく指示される指導法」を選択する人の方が多いような気がしています。その方が親切で、素人からでも習いやすいような気がするからです。
とはいえ、じゃあ「大雑把なイメージを伝えられる指導法」は良くないのかというと、そういうわけでもなくて、細かく指示されても理解しづらく、むしろ大まかなイメージによる説明の方が頭に入ってきやすいと感じている人も大勢いる筈です。
それを踏まえたうえで、実際のところ、どちらの方が指導法としては効果があるんでしょうか?
はっきり言ってしまうと、実は「大雑把なイメージを伝えられる指導法」の方が、結果としては、指示されたことを再現しやすいのです。
それは何故かというと、基本的に私たち人間は「大雑把なイメージ」からでもそれを補完して再現するような能力を備えていて、むしろ細かな支持をされてしまうと、その指示ひとつひとつを処理することに脳を使用してしまうことになるので、「大雑把なイメージを伝えられる指導法」よりも「細かく指示される指導法」の方が精度が低下してしまうのです。
ただ、ここで注意してほしいのは、だからと言って「大雑把なイメージを伝えられる指導法」にさえすればいいというわけでもなくて、この「大雑把なイメージ」を実現するためには、注意点として指導する側がしっかりと本質を理解していることが前提として必要となるのです。
もっと分かりやすい言い方をすると、「大雑把なイメージを伝えられる指導法」というのは指導法をしては効果の高い方法なのですが、その効果を発揮するためには、前提条件として『指導する側』に高い能力が求められてしまうのです。
なので、もしも誰かに何かを教えなければいけない場面に遭遇した際には、高い効果を求めるのなら「大雑把なイメージを伝えられる指導法」を意識し、教える側に十分な理解がないと感じたときには「細かく指示される指導法」を意識するようにしましょう。
さいご
今回は、効果のある指導をするためのコツについて紹介しました。
まとめると、
- 効果のある指導をするためのコツとは『大まかなイメージを伝えるよう意識する』こと
- 効果のある指導をするためのコツとは、動作を細かく指示しようとするのではなく、大まかなイメージを伝えるようにすることで、ひとつひとつ細かく指示されるよりも大体のイメージを伝えようとする方が、より高い精度で再現しやすくなる
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント