こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、幼少期の家庭環境における自尊心の変化について考えてみます。
みなさんは、自尊心について考えたことはありますか?
正直、自尊心について考えることはあまりないかもしれません。ただ、「自己肯定感」とか「プライド」という形で、たまに意識する機会というのはあると思います。
ここでは、そんな偶に意識することのある感情、幼少期の家庭環境における自尊心の変化について考えてみたいと思います。
幼少期の家庭環境における自尊心の変化
先に結論から言いますと、幼少期の家庭環境における自尊心の変化とは、幼少期については環境による影響を受けやすいのですが、27歳を過ぎたくらいから、親からの遺伝による影響が最も強くなり、家庭環境による影響はほぼ無くなります。
最初に少しだけ考えてみてほしいのですが、「裕福な家で育った子ども」と「貧しい家で育った子ども」がいた場合、どちらの方が『自尊心』が高いと思いますか?
たぶん、ほとんどの人が「裕福な家で育った子ども」と答えると思います。
これは実際問題として、意外かもしれませんが「裕福な家で育った子ども」が普通の人と比べて自尊心が高くなるからというわけではなくて、貧しさによる影響というのが大きく、「貧しい家で育った子ども」というのは自尊心が低くなる傾向にあるのです。
そして0歳から6歳くらいの頃にちゃんと子どもに安心感を与えてくれる親に育てられていると、その子どもは自尊心が高くなる傾向にあります。
反対に、親が不仲であるとか家庭に問題があると、子どもの自尊心は低くなるなど、幼少期における家庭環境というのは、少なからず自尊心に影響を与えています。
しかし、ここで注意をしてほしいのは、この「家庭環境による影響」というのは子ども時代の話であり、その影響というのは子どもが成長するにつれて薄まっていき、成人後、だいたい27歳を過ぎると自尊心への影響はほとんど無くなるのです。
成人すると家庭環境による影響が無くなる代わりに、自尊心は『遺伝』による影響を強く受けるようになるのです。
正直な話、自尊心が高かろうが低かろうが、それぞれの個性というだけで生活への影響というのはあまりないとは思います。ただ身も蓋もない話かもしれませんが、自尊心の存在とか、過去の思い出を気にしてしまいがちだという人は、大人になると昔のことはあまり影響しないのだと思っておきましょう。
さいご
今回は、幼少期の家庭環境における自尊心の変化について考えてみました。
まとめると、
- 幼少期の家庭環境における自尊心の変化とは、幼少期については環境による影響を受けやすいのですが、27歳を過ぎたくらいから、親からの遺伝による影響が最も強くなり、家庭環境による影響はほぼ無くなる
- 成人すると家庭環境による影響が無くなる代わりに、自尊心は『遺伝』による影響を強く受けるようになる
最後までお読み頂きありがとうございました。
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