こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、叱り方のルールについて紹介します。
みなさんは、誰かを叱った事はありますか?
- ミスをした部下
- 間違いをした子供
- 態度の悪い後輩
私自身、叱るという行為をあまり好きではないのですが、そうしなければいけない場面というのは必ずあります。みなさんも「まんまり言いたくないなぁ~」という気持ちはあるはずです。
ここでは、そうした誰かを叱らないといけない瞬間に出会ったとき、絶対に守らなければいけない叱り方のルールを三つ紹介します。
内容はまとめて短めに
一つ目に意識すべき叱り方のルールは、『手短に叱る』ということです。
もう少しわかりやすく言うと、叱る時間を大体5分以内で終わる位にまとめて短く叱るよう心掛けるということです。
なぜ叱る時間を短くした方が良いのでしょうか?
その理由は、私達は叱る時間が長くなればなるほどに、反省する気持ちやその内容よりも「あぁ~、早く終わらないかなぁ~」という気持ちがより強くなってしまうからです。
そのため、叱られる側に少しでも同じミスをするような公開をさせないためにも、叱っている時間はできるだけ短くし、内容を相手が簡潔に理解できるものにしましょう。
他と比較し過ぎない
二つ目の叱り方のルールは、『叱る際に他者を引き合いに出さない』よう心掛けることです。
ようするに、「アイツはできているのに、何でお前はできないんだ!」という叱り方はやめておいた方がいいということです。
「なんで?」と思った方に説明すると、それは比較した両者を嫌な意味で対立させる可能性を生むからです。
そもそも、私達は自らが努力をして相手より上に行こうとするのを苦手としています。むしろ、その相手を妨害して自分より下にしようとすることを、まず考えてしまう傾向にあります。
叱った本人は「これをきっかけに、優秀なアイツを見習ってほしい」みたいなことを考えているかもしれません。しかし、そんな効果がある事はほぼありません。
それは、過去にそうした叱られ方をした経験のあるあなた自身が一番理解していると思います。妬みという感情を持つことはあっても、尊敬みたいなのは他人に言われるのではなく、自身がそう感じない限りそう思うことはあり得ません。
なので、『叱る際に他者を引き合いに出さない』というのを心に留めておいてください。
感情的にならない
叱り方のルールとして最も重要なのは『感情的にならない』ということです。
何故かというと、怒鳴るなどの感情的な叱り方をすると、相手が委縮してしまい本来理解してほしい反省すべき内容を聞いてもらえないかもしれないからです。
みなさんも誰かに怒られたという経験はあると思います。ところで、その怒られた時の内容というのを覚えていますか?
たぶん「なんか知らないけど、あの時は怒られたなぁ~」という印象を持っている方が殆どだと思います。
中には「○○で怒られた」と指摘できる人もいるかもしれません。それは、旅行のような楽しい思い出を覚えているように、私達は『悔しい』や『悲しい』といった感情と記憶を結び付けやすいためです。
しかし、これは相手の感情を操作するという高度な技術であり、ただ感情的になって叱っていては絶対にできない芸当です。
むしろ、怒鳴るといった叱り方だとただ怒られたと内容の一切ない部分しか聞いてもらえない可能性の方が高いです。
なので、実践するのは難しいと思いますが、誰かを叱るときには『感情的にならない』という事をまず覚えておきましょう。
さいご
今回は、叱り方のルールについて紹介します。
要点をまとめると、
- 内容はまとめて短めに
- 他と比較し過ぎない
- 感情的にならない
最後までお読み頂きありがとうございました。
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