こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、ストレスの与えてくれるメリットについて考えてみたいと思います。
みなさんは、ストレスに対して悪い印象ばかり持ってはいませんか?
こう尋ねると「じゃあ、ストレスは悪くないとでも言うわけ?」と聞き返されるかもしれません。もちろん、ストレスによって発生する悪影響というのは、ほんの少しググっただけでも相当出てくると思います。
個人的な意見をぶっちゃけると「ストレスなんてものはこの世から消えろ!」という危険な思想を私自身が持っていたりします(汗)
ただ少しだけ考えてみてほしいのですが、ストレスって本当に悪い部分しかないのでしょうか?
ここでは、悪い印象しかないストレスの持っている良い面について紹介していきます。
ストレスの生み出す意外なメリット
先に結論から述べると、ストレスの生み出すメリットとは『物事をやり遂げるための力』になることです。
「は? なんだそれ?」と思われた方のためにもっと具体的に説明すると、提出日前の宿題をイメージしてみてください。
学校で出された宿題を提出する前日になってから一気に終わらせたという経験はありませんか?
『学校の宿題』に限らず、『締め切り前の原稿』や『提出期限ギリギリの書類』など何かに追いかけるような体験をしながらやり遂げたという経験をした人は意外と多い筈です。
この時「期限までに間に合わせないと!」と私達にいつも以上の力を発揮させてくれた存在こそがストレスです。
「別に期限なんかなくたって普通にできるだろ?」と思われた方はいるかもしれません。確かに、夏休みの宿題を休みが始まってすぐに終わらせる人がいるように、期限に余裕をもってやり遂げることのできる方は存在します。
しかし、ここで少し考えてみてください。もし期限がなかった場合に私達はその物事を続けることができるでしょうか?
おそらく、大半の方が期限というストレスがない場合「別にいつ提出してもいいんだから、今はやめとこう……」みたいにサボり始める筈です。というか、私がその立場にいたなら絶対にそうします!
つまり、ストレスには周知されている悪い影響の裏で、このような『物事をやり遂げるための力』が備わっていたわけです。
ストレスとの付き合い方には、ポジティブな視点が大切?
ストレスにメリットがあるのは何となくわかりました。とはいえ「ストレスなんてない方が良くないか?」という意見がほとんどだと思います。
もちろん、その通りだと思います! 私はストレスなんて滅びてしまえと心の底から願っています!
ただ、ここで重要なことは、ストレスが私達の体に悪影響を及ぼすのには、私達の持つ『ストレスに対するネガティブな印象』というのが深く関わっているという事です。
どういうことかと言うと、そもそもストレスという物自体になにか特別な力が備わっているというわけではなく、私達の持っている印象がストレスに力を与えているそうなのです。
納得のいかない方は大勢いると思います。そこで質問なのですが、ストレスといってもその量や大きさなんかを正確に示すことが出来ないのはなぜでしょうか?
その理由は、ストレスというのは数値で表せない程に、人によってその感じ方や内容なんかが全く違うせいです。では、なぜ人によって違うのでしょうか?
それは、もちろん外的な要因の違いも少なからずあるとは思いますが、一番の原因は『受け取る側の考え方』です。その証拠に、客観的に見てまったく同じと思える内容のはずなのに、比較してストレスを受けている側への影響が違っていたりするのはこのためです。
別に「ストレスに負けない強靭な精神を鍛えろ!」とかいうつもりは全くありません。ストレスなんて周囲の環境なんかが原因の殆どだと思うので、そんな暑苦しい精神論ではどうしようもないと思っています。
ただ、そこで『ストレスは体に悪い』みたいにネガティブな考え方をすると余計な悪影響をストレスに持たせることになってしまいます。
ようするに、ストレスには悪い面だけでなく良い面もあるのだとポジティブな視点を持つことも重要なわけです。なのでどうか、ストレスにもメリットはあるのだと、それだけでも覚えておいてください。
さいご
今回は、ストレスの与えてくれるメリットについて考えてみました。
要点をまとめると、
- ストレスの生み出すメリットとは『物事をやり遂げるための力』になること
- ストレスが体に悪影響を与えているのは『ネガティブな印象』が深く関わっているので『ポジティブな視点』を持つことが大切
最後までお読み頂きありがとうございました。
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