こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、勉強の仕方を悩んでおられる方向けに『書き写しに効果はあるのか』を考えてみたいと思います。
みなさんは、黒板に書かれた文字をただ写すことに疑問を感じたことはありませんか?
恐らく「これって、やるだけ無駄なんじゃね?」みたいなことを考えたことは、みなさんも絶対にあるはずです。
学生の頃、成績はともかくとして一応は優等生を演じていた私にとって、板書を写すのは当たり前の事でした。ただ、真面目にノートに写すという行為が成績に反映されなかったのも事実です。
ここでは、勉強法として書き写しに効果があるのかを考えた上で、効果的な勉強法とは何なのかを紹介していきます。
書き写しに効果はあるの?
先に結論から言うと、ただ黒板の文字を書き写すような勉強法は効率がとても悪く、反映される効果は低いです。
納得のいかない方はいるかもしれません。そこで、少し考えてみましょう。
そもそも、もし文字を書き写すという行為だけで効率よく学習できるのなら、学校に通っているほとんどの人間はメチャクチャ頭が良くないとおかしいと思いませんか?
屁理屈に聞こえるかもしれません。しかし、板書するだけで記憶出来るなら、過去の私のように優等生を演じているだけの生徒は、みんな本物の優等生になっていないと納得がいかない筈です。
ようするに、書き写すという行為だけでは勉強としては効率が悪いために、過去の私のような勉強のできない『側だけ優等生』が現れるのだと考えるのが自然です。
漠然と書き写すだけの勉強法は効率が悪いのだという事を理解しておきましょう。
効率の良い勉強法
漠然と書き写すだけの勉強法は効率が悪いのは何となくわかりました。
では、効率よく勉強するにはどうすればいいのでしょうか?
その方法とは、『学習したことを自分の言葉で要約する』ことです。
もう少しわかりやすく言うと、例えば黒板の文字をコピペしてノートに書くのではなく、その文字や授業中に聞いた内容から考えて、誰かに教えるつもりでノートをつくってほしいのです。
「そんなことをして意味があるの?」と疑問に感じるかもしれません。理由を一言で説明すると、私達は何かを覚えようとする時にそれを実際に使ってみないと効率よく記憶できないのです。
ゲームセンターにあるような格闘ゲームを想像してみてください。あれは難しいコマンドなんかあって最初は苦労しますが、大体の人は何度かプレイするうちにいつの間にかある程度できるようになっていますよね?
その理由は、実際にコントローラーを操作している間に、難しいコマンドなどを脳が効率よく記憶してしまうから起きています。
これと同じ現象が勉強の際にも起きており、習った英単語で英文を何度も作るなど、私達は覚えたい内容なんかを『実際に何度も使う』ことで、効率よく記憶することが出来るのです。
記憶に残す方法である『実際に何度も使う』中でもあらゆる勉強に使える手段が『学習したことを自分の言葉で要約する』なのです。
さいご
今回は、勉強の仕方を悩んでおられる方向けに『書き写しに効果はあるのか』を考えてみました。
まとめると、
- 書き写すという行為は勉強法として効率が悪い
- 効率の良い勉強法として『学習したことを自分の言葉で要約する』ことが必要
最後までお読み頂きありがとうございました。
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