誰かに教えるつもりで学ぶ【今からでも間に合うたった一つの勉強法】

知識

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、今からでも間に合うたった一つの勉強法について紹介します。

みなさんは、テスト前日などに一夜漬けをしたことはありますか?

  • 毎回している!
  • したことはない
  • 勉強自体をあまりしない

もちろん普段からできていればそれに越したことはないのですが、誰しも一度は経験したことがあると思います。

ただ、周囲より遅れていると少しでも感じると、やる気が起きなかったり、勉強を始めても頭に入らなかったりするはずです。

これから紹介するのは、そんな焦りを感じる状況の中でも効果を発揮できる勉強法です。もちろん、普段から意識していると、それだけでいつもの勉強の質も上がります。

今からでも間に合うので、試しに取り入れてみませんか?

誰かに教えるつもりで学ぶ

結論から言ってしまうと、その勉強法とは『誰かに教えるつもりで学ぶ』ということです。

例えば、教科書の内容を覚えようとした時は、その内容を友人や家族など、人に教える前提で読むようにするということです。方法はこれだけです。

「ふざけるな!」と反感を持たれた方もいるかもしれません。確かに、こんな方法だけで知りたい内容が頭に入るのか疑問に思うはずです。

しかし、この方法をオススメするのには、私達の抱えている主に二つの欠点が関係しています。

  • 基本的に、人は自分のために勉強できない
  • 覚えたつもりでも、その知識を本番で使えない

私達の抱えているこの致命的な欠点を何とかしなければ、間違いなく勉強はうまく進められません。『誰かに教えるつもりで学ぶ』というのは、これを解決するための方法なのです。

基本的に、人は自分のために勉強できない

まず、みなさんは宿題を始めようと思った時に「めんどい…」と感じたことはありませんか?

宿題に限らず、何かを始めようとすると、ついマンガやゲームなど別のことに気持ちが逸れてしまう経験をしたことがあるはずです。

私達は基本的に『やる気スイッチ』というのがオフの状態でいつも過ごしています。その為、思い付きで行動したとしても、好きなことでもない限りすぐにやめてしまうのです。

まして、勉強のようにやりたくないことであれば、余計に早くやめてしまいます。

そんな時に良く言われるのが「将来の自分の為だろ!」という言葉ですが、それが頭で分かっている人でも、実行できずにいます。というか、声高にそう言っている人たちですら出来ていない場合が多々あります。

つまり、私達は自分の為に行動しようとすることが下手なのです。そのことをまず覚えておきましょう。

では、どうすれば『やる気スイッチ』をオンに出来るのでしょうか?

それは、自分へのメリットを考えて他人のために行動しようとするしかありません。

別に「ボランティアをしろ!」とか言っているわけではありません。ただ、よく誰かが人に雑学を言って知識を自慢しているように、自分の覚えた内容を人に教えるつもりでやってみましょう。

小学生の時、みなさんの周りに優等生と呼べる生徒はいませんでしたか? 

彼らが毎日宿題をちゃんとして、学校で良い成績をとっていたのはなぜだと思いますか?

全員がそうと言うわけではありませんが、多くの優等生は先生や両親のように大人たちに褒められるために真面目な生徒をしていたことが多かったと思います。これは、小学生時代に表面だけ真面目だった私だからこそ断言できます。

私達は周りの評価や目をスゴク意識しています。なので、人の役に立とう、誰かの為に行動しようとすると、自分の為よりも『やる気スイッチ』をオンにしやすいのです。

『誰かに自慢する』という理由に限らず、自分よりも年下の後輩や学ぼうとしている内容をまだ知らない人に教えるつもりで勉強してみましょう。

覚えたつもりでも、その知識を本番で使えない

よくテストの前日まで勉強をしていて、当日になって思い出せないという経験をしたことはありませんか?

これは、脳の構造として『記憶する場所』『記憶を使う場所』が違うところにある為に発生します。つまり『記憶したこと=本番で使える』という形になっていない為に起きています。

では、覚えた内容を本番で使う為には、どうすればよいのでしょうか?

それは、実際に何度も使って慣れるしかありません。

もう少しわかりやすく説明すると、みなさんは初めて自転車に乗れた時のことを覚えていますか?

自転車にすぐ乗れる人は少ないと思います。多くの人は乗れるようになるまでに何度も転倒している筈です。そして、徐々にまっすぐ走れるようになります。

ようは、あれと同じで、勉強も本番で使えるようにする為には、自転車で転倒するような経験を何度もする必要があるのです。

では、勉強の場合『自転車で転倒する』ような経験とは何でしょうか?

それが『誰かに教える』ということです。覚えた内容を人に教えることで、内容を整理でき、本番で使う為の練習になります。

同じ理由から『問題を解きまくる』という方法もありますが、利用できる場面が少ないので、可能な時だけ試してみましょう。

さいご

今回は、今からでも間に合うたった一つの勉強法について紹介しました。

要点をまとめると、その方法とは『誰かに教えるつもりで学ぶ』ことです。

オススメする理由は私達の持っている、

  • 基本的に、人は自分のために勉強できない
  • 覚えたつもりでも、その知識を本番で使えない

という二つの欠点を解決する為でした。

同じ理由で『問題を解きまくる』という勉強方法も有効なので、試してみてください。

最後までお読み頂きありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました