こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、わかりやすい文章を書くための方法を紹介します。
みなさんは、上手く文章が書けずに悩んだことはありませんか?
悩んだ経験のない方はいないと思います。仕事で使う資料の作成からちょっとした報告書など、私たちが文章を書く機会というのは無数に存在しています。そんな中で、メール一つ作成するだけでも頭を悩ませたことのある方は多い筈です。
ここでは、そんな文章を書く際にどうすればいいのか悩んだ経験のある方に向けて、わかりやすい文章を書くための方法を紹介していきます。
わかりやすい文章を書くための方法
先に結論から言いますと、わかりやすい文章を書くための方法とは『Q&Aを意識する』ことです。
もう少し具体的に言うと、少しでも上手く文章を書くためには、最初にふと疑問に思うような問題を提示して、次にその提示された問題に答えるという順序を意識して書くことが重要なのです。
そもそもの話、私たちの思っている『わかりやすい文章』というのは、具体的にどういった文章を指すのでしょうか?
もちろん、人によって定義は色々とあると思いますけど、ここでは『知りたい内容を一目で理解できる文章』として考えていきます。
もう少しわかりやすい言い方をすると、例えばの話、その日の晩ご飯の献立が思いつかず、たまたま本屋さんに立ち寄ってレシピ本のある棚を眺めていたとしましょう。そこで、
- 「何をつくろうかとお悩みの方にオススメする、今日の献立」
- 「あなたの知らない料理の世界がここに! 超絶技巧料理全集」
という二つのレシピ本を見つけたとして、仮にですけど、その二冊のうちのどちらか片方だけを手に取らなければいけないとしたら、どちらを選びますか?
たぶん殆どの人は「今日の献立」の方を手に取ると思います。なぜかというと、単純に「超絶技巧料理全集」という本は一見何が書かれているのか興味をそそられるかもしれませんけど、既にその日の晩ご飯の献立を思いつきたいという目的がはっきりしている中で、何が書かれているのかわからない本を手に取る可能性は低くなってしまいます。
それよりも「今日の献立」という目的と合致しており、さらに内容のはっきりしている本の方が好まれる筈です。つまり、私たちの思っている『わかりやすい文章』というのは、この「今日の献立」と書かれたレシピ本のようなものだと思っておいてください。
で、結局のところ、そういった文章はどうやったら書けるようになるのでしょうか?
その方法を一言で言ってしまうと『Q&Aを意識する』なのです。
どういうことかと言いますと、まずお手数をおかけしますが、先程の例に出した「今日の献立」をもう一度だけ読んでみてください。そこで質問なのですが、そもそも「今日の献立」はどうして内容がはっきりしていると言えるのでしょうか?
その理由を簡単に言ってしまうと、問題としている部分とその回答となっている部分が明確で分かりやすいからなのです。
- Q.「その日の献立で悩んでいる人」
- A.「お悩みの方にオススメの献立」
もう少しわかりやすく説明するために少しだけ分解をしてみますけど、まず最初に来る「何をつくろうかとお悩みの方」という部分からその日の献立で悩んでいる人という的を絞った疑問ともいえる、問題が提示されています。
そして、次に来る「お悩みの方にオススメする、今日の献立」という部分から、最初に提示されたその日の献立で悩んでいる人に対して、オススメの献立という回答がなされているのです。
ようするに何が言いたいかというと、わかりやすい文章を書くためには、最初にちょっとした問題を提示して、次にその問題の答えを書くという、順番を意識しておくことが重要になるわけです。
ぶっちゃけてしまいますけど、実は、このブログもまさに『Q&Aを意識する』で書かれています。文章の書き方に悩んでおられる方はぜひ試してみましょう。
さいご
今回は、わかりやすい文章を書くための方法を紹介しました。
まとめると、
- わかりやすい文章を書くための方法とは『Q&Aを意識する』こと
- 少しでも上手く文章を書くためには、最初にふと疑問に思うような問題を提示して、次にその提示された問題に答えるという順序を意識して書くことが重要
最後までお読み頂きありがとうございました。
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