こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、貧富の拡大させている意外な原因を紹介します。
みなさんは、貧富の差が拡大する原因は何なのか考えたことはありますか?
たぶん殆どの人が必ず一度以上は考えたことのある問題だと思います。その答えは、持って生まれた才能だとか運など、身もふたもない内容で辟易してしまっている人も大勢いる筈です。
しかし、実は一般人である私たちの普段とっている意外な行動が、結果的に貧富の差を広げる要因になってしまっているかもしれないんです。
ここでは、そうした知らず知らずのうちの自分達を追い込むような結果にならない為にも、貧富の拡大させている意外な原因を紹介していきます。
貧富の拡大させている意外な原因
先に結論から言いますと、貧富の拡大させている意外な原因とは『偽善だと叫ぶ行為』のことです。
もう少し具体的に言うと、私たちは裕福な人がボランティアなどで多額の寄付をしている所を見て「またそうやって好感度稼ぎか?」みたいなことを言ってしまいますけど、そのせいでお金持ちは私たちに非難されることを避けて寄付をしなくなってしまうのです。
「そんなの別に問題ないだろ?」と思われた方がいるかもしれません。しかし、これは実はとっても不味い話なんです。
そもそもの話、国に最も税金を納めている人物は誰か知っていますか?
実を言いますと、最も税金を納めている人物というのは私たちのような一般庶民ではなくて、意外かもしれませんけど私たちの目から見て『富裕層』と認識されている人たち。もっと分かりやすい言い方をするなら社長と呼ばれるようなメッチャ稼いでる奴らなんです。
「嘘だ!」と言いたくなった方もいるかもしれません。しかし、これは変えようのない事実で、わかりやすい例で説明しますと、私たちの給料明細でよく目にする『所得税』を想像してみてください。
『所得税』とは簡単に言ってしまうとその年に稼いだ分に応じて課せられる税金の事です。つまり、稼いだ額が多いほど、大量の税を払わなければならなくなります。このように、私たちが裕福な生活をしていると思っているような稼いでいる人物というのは、実は意外なところで私たちよりも多額のお金を納めているのだと理解しておきましょう。
そのうえで、裕福な人がボランティアに寄付をした際、私たちが「また偽善か?」と横から文句を言っている場面を想像してみてください。客観的に見ると、別にボランティアの関係者でもない人物が口を出すというのは滑稽に映りませんか?
例えばの話、ふと何かのきっかけで自分が募金でもしようとした際に「は? 何カッコつけてんの?」と見ず知らずの他人から言われたとしたら、正直イラッとしませんか。ちょっと個人的な意見を言うと「俺が何しようがお前に関係ないだろ!」と憤慨すると思います(汗)
そもそも偽善であろうと何だろうと、私たちの生活は国に多くの税金を納めてくれている『富裕層』の存在があるからこそ成り立っています。正直、そんな事実を認めたくない方は大勢いると思います。
だからといってボランティアに寄付など客観的に見て誰かの役に立つ行いをしている人に「また偽善か?」と言うのは、貧困層を助けようとする行為さえ貶めてしまい、結果的に貧富の差をより広げてしまう原因になるので注意しておきましょう。
さいご
今回は、貧富の拡大させている意外な原因を紹介しました。
まとめると、
- 貧富の拡大させている意外な原因とは『偽善だと叫ぶ行為』
- 私たちは裕福な人がボランティアなどで多額の寄付をしている所を見て「またそうやって好感度稼ぎか?」みたいなことを言ってしまいますけど、そのせいでお金持ちは私たちに非難されることを避けて寄付をしなくなってしまう可能性がある
最後までお読み頂きありがとうございました。
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