こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、失敗を引きずらない為に重要なことを紹介します。
みなさんは、なにか大きな失敗をした経験はありませんか?
今までに失敗をしたことが一度も無いという方はいないと思います。周囲への迷惑のあるなしに関わらず、思い出したくもないような苦い経験というのは、誰しも一つ以上は持っている筈です。
ここでは、そんな過去にした失敗に悪い意味で影響された経験のある方に向けて、失敗を引きずらない為に重要なことを紹介していきます。
失敗を引きずらない為に重要なこと
先に結論から言いますと、失敗を引きずらない為に重要なこととは『成功した経験で塗り替える』ことです。
もう少し具体的に言うと、過去の失敗によって悪い影響を受けない為には、その失敗した時の経験を思い出さないようにするのは悪手で、どうすれば上手くいったのか、どう行動すべきだったのか、対策を練るなど逆にとことんまで思考し、良い結果を生み出すことで上書きするのが効果的なのです。
そもそもの話、私たちはどうして過去にしてしまった失敗を引きずってしまい、上手く行動できなくなることがあるのでしょうか?
その理由の一つを簡単に言ってしまうと、私たちは成功にしろ失敗にしろ、私たちの人格のように色々なものが自分の経験したことの積み重ねによって形成されてしまっているからなんです。
もう少しわかりやすい言い方をしますと、例えばの話で、子どもが初めて補助輪なしで自転車に乗る練習をしている場面を想像してみてください。あれって、最初は上手くいかず何度も転倒してしまうんですけど、起き上がる度にちょっとした試行錯誤を繰り返していき、最後には危なっかしくとも真っ直ぐ乗れるようになります。
そして、一度ちゃんと乗れるようになってしまうと、誰もが、少しガタつくことはあっても転倒することなく普通に乗れるようになっています。・・・別に文句が言いたいわけではないんですけど、これっておかしいと思いませんか?
だって、ほんの少し前までは乗る段階でさえ転倒して筈なのに、一度成功してしまったら、あとは全く転倒することが無くなるわけですから、疑問に思ったことのある方は意外といる筈です。
ようするに何が言いたいかというと、この「自転車に乗れた」という成功した経験によって、その後も普通に自転車に乗れてしまうことのように、それだけ私たちは無意識のうちにでも過去の経験というものに強い影響を受けてしまっているという事です。
それを踏まえたうえで、どうすれば過去の失敗による悪影響を防ぐことが出来るのでしょうか?
その方法を一言で言ってしまうと『成功した経験で塗り替える』ことなのです。
先程の自転車に乗る練習をする子どもの話に戻させてほしいんですけど、そもそもの話、客観的な意見としまして「自転車に乗る度に転倒する」というのは、わたしたちにとって悪影響を与える過去の失敗に含まれないでしょうか?
もし自分が同じ立場に立たされていたとしたら、自分には才能がないと感じて、早々に自転車に乗ることをあきらめていた可能性もあります。むしろ、嫌な言い方ですけど、そんな状況でもポジティブに努力できる人は妙な被虐趣味をこじらせているようにも感じるかもしれません。
で、実際に自転車に乗れている人に質問ですけど、過去に「自転車に乗る度に転倒していた」などという経験を思い出せますか? というか、今でも覚えているでしょうか?
たぶん、「あぁ、そんなこともあったかな?」とボンヤリ思い出すことはできても、その時に失敗していた経験をはっきり覚えている方というのは殆どいない筈です。
つまり、最終的に「自転車に乗れた」という大きな成功体験をしたことが、あとの失敗してきた経験を上書きしてしまっているわけです。
なので、失敗を引きずらない為には『成功した経験で塗り替える』ことを意識して、成功した経験などによって上書きすることを目指してみましょう。
さいご
今回は、失敗を引きずらない為に重要なことを紹介しました。
まとめると、
- 失敗を引きずらない為に重要なこととは『成功した経験で塗り替える』こと
- 過去の失敗によって悪い影響を受けない為には、その失敗した時の経験を思い出さないようにするのは悪手で、どうすれば上手くいったのか、どう行動すべきだったのか、対策を練るなど逆にとことんまで思考し、良い結果を生み出すことで上書きするのが効果的
最後までお読み頂きありがとうございました。
コメント