本を読むことを勧められる本当の理由【読書でのみ鍛えられる能力?】

雑談

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、本を読むことを勧められる本当の理由について考えてみたいと思います。

みなさんは、誰かから読書を勧められた事はありますか?

学校の先生や職場の上司など、本を読むように勧めてくる人は意外に多いと思います。ただ、助言された通り実際に本を手に取ろうと考える人は少ない筈です。むしろ、反発して余計に読書を避けようとしている人もいるかもしれません。

ここでは、そもそもなぜ大勢の人は読書するように言ってくるのか、本を読むことを勧められる本当の理由について考えてみたいと思います。

本を読むことを勧められる本当の理由

先に結論から言いますと、本を読むことを勧められる本当の理由とは『情報を読み解く力を鍛える』ためです。

もう少し具体的に言うと、本を読むことを勧められる本当の理由とは、インターネットなど大量の情報を簡単に収集できてしまう現代において、最も必要となる間違った情報を見抜く力、整理する能力を養うために効率の良い方法だからです。

そもそもの話ですけど、私たちが本を読もうとする根本的な理由は何でしょうか?

当たり前の話、その理由の一つは私たち自身が知らない情報、知りえない知識を得ようとするためです。だからこそ、図書館に行って難しい専門書などほしい情報が載っていそうな本を手に取ったりして、私たちは調べ物をしています。

料理本なら新しい料理に関する調理法を知りたい。占い本なら分からない自分の運勢について知りたい。専門書ならその内容に合わせた専門的な知識を得たいなど、本というのは特定の「これが知りたい!」という目的に沿う形で、もっともその情報を得やすい手段として用いられています。

ただ、ここで少しだけ考えてみてほしいのですが、仮に「この現象について知りたい」と思いついて図書館に向かったとして、その自分が「知りたい」と思っていたことが見つけられるでしょうか?

正直、見つからないことも多々ある筈です。もちろん自分が思っていたよりもアッサリ見つけてしまう可能性もありますけど、逆に、特定の本や記述を見つけられないまま終わってしまう可能性も多分にあります。

だって、嫌な言い方ですけど、本って大量の文章が書かれていますけど、その文章すべてにちゃんとした意味があるとは言い切れません。ぶっちゃけ、重要な情報は全体のほんの一部だけで、残りの9割近くが無駄な文章になっている本も多くあります。

そんな無駄な文章の中から自分の欲しい一部を見つけることは困難であり、まして、大量にある『本』という物品の中から自分の求める記述の載った一つを見つけることは至難の業です。

そのため、大勢の人にとってはキーワードを入力するだけで簡単に情報の手に入る『インターネット』などと言った手段の方が重宝されてしまっているのです。

しかし、ここで少しだけ考えてみてほしいのですが、確かに『本』から自分の欲しい情報を得ることは困難ですけど、その作業というのは完全に無駄でしょうか?

正直、わざわざ本を手に取らなくても、今の時代は簡単にほしい情報を得られます。ただ、その情報が「正しい情報」であるのか確認することは困難です。そのため、自分の得た情報が「正しい情報」であるのか確認する能力の方が今の時代では大勢の人に求められています。

その『情報を判断する能力』を養うという意味で、本から情報を得ようとする行為は困難であるからこそとても有効です。だからこそ、大勢の人は私たちに対して「読書しろ」と苦言をいってくるのです。

なので、もしも少しでも今の社会で楽に生きていきたいと思っている人は、まず『情報を読み解く力を鍛える』ために読書するようにしてみましょう。

さいご

今回は、本を読むことを勧められる本当の理由について考えました。

まとめると、

  • 本を読むことを勧められる本当の理由とは『情報を読み解く力を鍛える』ため
  • 本を読むことを勧められる本当の理由とは、インターネットなど大量の情報を簡単に収集できてしまう現代において、最も必要となる間違った情報を見抜く力、整理する能力を養うために効率の良い方法だから

最後までお読み頂きありがとうございました。

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