本で得た知識を無駄にしない為に重要なこと【どんな知識もいずれ忘れる?】

雑談

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、本で得た知識を無駄にしない為に重要なことを紹介します。

みなさんは、本で学んだことをちゃんと活かせていますか?

正直、上手く活用できていないと感じている人の方が多いと思います。大半の人は、本を読みっぱなしにしたまま、仕事や生活で活かせずにいる筈です。

ここでは、どうしたら本で得た知識を活用できるのか悩んだ経験のある方に向けて、本で得た知識を無駄にしない為に重要なことを紹介していきます。

本で得た知識を無駄にしない為に重要なこと

先に結論から言いますと、本で得た知識を無駄にしない為に重要なこととは『本で得た知識を抽象化する』ことです。

もう少し具体的に言うと、本で得た知識を無駄にしない為に重要なこととは、読んだ内容をそのまま暗記しようとするのではなく、それはようするにどういった意味があるのか、重要と感じた部分を抜き出して要点をまとめ、抽象化して捉える必要があるのです。

最初に身も蓋もない話をしてしまうと、私たち人間というのは「忘れる」生き物であり、たとえどんなに必死になって学んだことでも、大事だと思っている知識であったとしても、時間の経過とともに大半を忘れてしまうようにできています。

そのため、嫌な言い方になりますけど「本で得た知識を確実に覚える」という行為に集中してしまうのは、実はとても効率が悪いのです。なぜなら、そうやって覚えた知識でも、いずれ忘れてしまう可能性が必ず存在しているからです。

それを踏まえたうえで、私たちはどうしたら本で読んだ内容を活かすことができるのでしょうか?

その方法を一言で言ってしまうと、『本で得た知識を抽象化する』ことになります。

どういうことかと言いますと、少しだけ考えてみてほしいのですが、そもそも「本の内容を実践する」というのは具体的に何をすればよいのでしょうか?

ビジネス書のように「今すぐ○○しろ!」みたいにハッキリとやるべきことが書かれていればいいですけど、ぶっちゃけ、私たちにとって本当の意味で役立つ本というのは、分かりにくい言い回しとか、今の時代に合わない難解な語句など「俺にどうしろと?」とパッと見た時には首を傾げたくなる場合が殆どです。

そのため、本の内容を実践するためには、そういった内容に対して「つまり○○ってことだな」と要約する作業を挟むことが重要になります。

例えばの話で、当たり前の話ですけど、誰もが聞いたことのある有名な『孫子の兵法』には紀元前の中国で使われていた戦いのノウハウが書かれています。正直、私個人の意見かもしれませんが、兵法なんて学んで、ビジネスとしてどこを活かすべきなのか最初はまったく分かりませんでした。

ただ『孫子の兵法』には戦争における戦略が書かれているんですけど、極端な言い方をしてしまうと「こうすれば敵軍を全滅できる!」みたいな敵との直接の殴り合いを勧めるのではなく、むしろ「戦いになった時点でどっちにとっても得はない」と交渉などによって戦わない為の方法が大半を占めています。

これはどういうことかというと、仮に戦争が起きたとすると、そもそも大群同士が争うためには当たり前ですけど大量の人員を集めなければいけませんし、どうしても農民のような非戦闘員を確保したり、槍といった武器から食料などの供給も続ける必要が出てくるため、戦争というのは勝っても負けても、大きな損失を伴うのです。

そこから安直ですけど、単なる兵法としてではなく「戦いになった時点でどっちにとっても得はない」という部分を抜き出し、それ以外の分野でも戦いが起きた時点で損失が出るので避けるために動くべきだという知識を得ることができます。

このように単に「大昔にあった兵法」としてではなく、重要な部分を抜き出して要約することが、本の知識をうまく活かすためには重要なのだと思っておきましょう。

さいご

今回は、本で得た知識を無駄にしない為に重要なことを紹介しました。

まとめると、

  • 本で得た知識を無駄にしない為に重要なこととは『本で得た知識を抽象化する』こと
  • 本で得た知識を無駄にしない為に重要なこととは、読んだ内容をそのまま暗記しようとするのではなく、それはようするにどういった意味があるのか、重要と感じた部分を抜き出して要点をまとめ、抽象化して捉える必要がある

最後までお読み頂きありがとうございました。

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