こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、怒りが湧いたときに心を落ち着かせる手段について紹介します。
みなさんは、怒りに流されてしまったことはありませんか?
普段は冷静でいられたとしても、嫌なことがあった時。イライラしている時につい感情に流されて行動してしまったことのある方は意外に多いと思います。
ここでは、そんな感情に流されてしまった時の対策として、怒りが湧いたときに心を落ち着かせる手段について紹介していきます。
怒りが湧いたときに心を落ち着かせる手段
先に結論から言いますと、怒りが湧いたときに心を落ち着かせる手段とは『心の中で10まで数える』ことです。
もう少し具体的に言うと、怒りが湧いたときに心を落ち着かせる手段とは、心の中でゆっくり1から10まで数えることで、少しの考える時間をつくることによって、無意識のうちに感情的になって動いた場合に発生するリスクに目を向けることができ、怒りの感情を鎮めることができるのです。
そもそもの話、私たちの身の回りにはつい感情的になってしまうような出来事がたくさんあると思いますが、例えば、誰かに嫌味を言われたり、迷惑な嫌がらせを受けた時など、大半の場合はそこで「ぶん殴ってやりたい!」みたいな気持ちになることはあっても、実行に移すことなく抑えることができているのでしょうか?
その理由のひとつを簡単に言ってしまうと、「ぶん殴ってやりたい!」などといった行動を実際にした場合に起きるであろうリスクについて無意識のうちに理解しているためです。
少しだけ考えてみてほしいのですが、もしもの話、職場にいる嫌味な上司からグチグチ嫌味を言われていたとしましょう。そこで、怒りのあまりその上司を殴り飛ばしてしまうと、その瞬間はスカッとするかもしれません。
しかし、その後には上司に手を出したことから、色々な問題ごとが発生することになります。それこそ、「職場で上司から嫌味を言われる」こと以上に厄介なことになるでしょう。
ようするに何が言いたいかというと、私たちがよく感情的になることがあっても思ったことを実行に移さずにいられるのは、無意識のうちに行動に移した場合に起きるリスクについて考えられているからなのです。
それを踏まえたうえで、じゃあ私たちが感情に流されて行動に移してしまっている時というのは、どういった理由があるのでそうか?
それは簡単に言ってしまうと「リスク」について考える時間的余裕がないために起こっており、例えば熱湯をかけられた瞬間に「熱っ!」とすぐ手を引っ込めるのと同じで、怒りの感情が沸き起こった瞬間に考えるよりも早く反射のように行動してしまっているためです。
なので、怒りの感情を制御するためには、とにかく「リスク」について考える時間をつくることが重要で、怒りが湧いてきた時にはとにかく『心の中で10まで数える』ことが有効になるのです。
ただ、この方法にも注意点があって、怒りの感情を鎮めるためには行動に移した場合の「リスク」について意識していることが必要になり、極端な話、実行に移した場合に発生するであろう「報復」がなかったなら、逆に考える時間をつくってしまうと怒りを増大させることになる可能性があるのです。
とはいえ、現代において報復のない場合などあまりないので、もしも怒りの感情に流されてしまうことを治したいと思っている人は『心の中で10まで数える』ことを試してみましょう。
さいご
今回は、怒りが湧いたときに心を落ち着かせる手段について紹介しました。
まとめると、
- 怒りが湧いたときに心を落ち着かせる手段とは『心の中で10まで数える』こと
- 怒りが湧いたときに心を落ち着かせる手段とは、心の中でゆっくり1から10まで数えることで、少しの考える時間をつくることによって、無意識のうちに感情的になって動いた場合に発生するリスクに目を向けることができ、怒りの感情を鎮めることができる
最後までお読み頂きありがとうございました。
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