情報を発信する上で注意すべきこと【『二次情報』って何?】

知識

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、情報を発信する上で注意すべきことを紹介します。

みなさんは、『二次情報』という言葉を聞いた事はありますか?

簡単に言ってしまうと、ネットや本などから得た情報を個人で解釈して発信されたモノを指しています。ようするに、このブログとかで紹介されているのが『二次情報』です。

SNSなどといった環境の普及から、情報を発信するというのは私達の生活にとってごく当たり前のことになってきています。ただ、当たり前になったからこそ気をつけなければいけないことも出ていているのです。

ここでは、情報を発信する上で失敗をしないように、理解しておいた方が良い事を紹介していきます。

情報を発信する上で注意すべきこと

先に結論から言いますと、情報を発信する上で注意すべきこととは『情報の信憑性』です。

もう少し具体的に言うと、私達がSNSなどで書いた情報というのは、その内容よりもどこの誰から得た情報で、信用のできる情報なのかというのがとても重要になってきています。

「そんなのあたり前だろ?」と思われた方もいるかもしれません。確かに、情報の発信元を気にするというのは情報収集をする人にとっては常識とも言えます。

ただ、ここで言いたいのは情報を発信する側のことで、その際に自分の発信している情報は『一次情報』なのか『二次情報』にあたるのか理解しておくことが大切なんです。

「何それ?」と思われた方の為にざっくりとした説明をしますと、『一次情報』というのは情報を発信している本人が直接体験したことから得られたオリジナルの情報のことで、『二次情報』はそうしたオリジナルの情報を本や人伝から見聞きして、自分の解釈を加えて発信されたモノになります。

ようするに、『一次情報』である他の人が発見した哲学心理療法なんかを、まるで自分の事のように偉そうに紹介しているこのブログなんかは『二次情報』にあたるわけです(汗)

少し話が逸れましたけど、そもそもなぜ『一次情報』『二次情報』なのかを理解することが重要なのでしょうか?

その理由を簡単に言っていまうと、情報を発信することが当たり前になった今『三次情報』『四次情報』というモノが出てきて『情報の信憑性』が低下しているためです。

「おい、また新しい用語を出すなよ!」と思われた方もいるかもしれません。なので、もの凄く簡単に説明すると、『三次情報』とは二次情報から得た内容に自分の解釈を加えて発信されたモノで、『四次情報』三次情報を基にして作成された情報になります。つまり、

  • オリジナルである『一次情報』
  • 一次情報から作られる『二次情報』
  • 二次情報から作られる『三次情報』
  • 三次情報から作られる『四次情報』

という伝言ゲームみたいな状態を表しています。ここで少しだけ考えてみてほしいんですけど、この『一次情報』『四次情報』ってとしては同じレベルの情報になるんでしょうか?

伝言ゲームでは、ほとんど最後の方ではまったく違う意味の内容が伝わってしまうのが普通です。

ようするに何が言いたいかというと、自分の発信している情報は『一次情報』『二次情報』なのかを理解しておくことは、『四次情報』といった無意識な『情報の信憑性』の低下を起こさないために必要だという事です。

ただ一次情報だけ発信すればいいわけではない?

ここまで『情報の信憑性』に関してざっくりとした説明をしました。

しかし、ここで一つだけ注意をしてほしいのは、『情報の信憑性』ばかりを意識して無作為に一次情報だけを発信することも問題だという事です。

「は? お前ウソを教えたのか?」と思われた方もいるかもしれません。確かに『情報の信憑性』を意識することは情報を発信する上ではとても大切です。

ただ、ここで重要になってくるのは、その『一次情報』は本当の意味で『一次情報』なのかという事なんです。

「何言ってんだお前?」と思われたかもしれないので簡単な説明をしますと、『一次情報』として体験や経験から得た結果は、本当の意味で正しい結果なのか、既に先駆者のような人はいないのかが重要になってきます。

例えばの話、とある飲食店でデカ盛りを完食できるかというイベントが行われていたとしましょう。仮にそのイベントに挑戦して、見事に完食を成功させたという『一次情報』の体験をSNSなどに投稿したなら、確実に見てもらえるでしょうか?

普通なら多くの人に見てもらえるかもしれません。しかし、もしも既に完食を成功させている人が大勢にいたとしたらどうでしょう。たぶん思っていたよりも人に見てもらえない筈です。

つまり何が言いたいかというと、たとえ『一次情報』であったとしても、前提として経験から得られた結果は間違っていないか、その体験に先駆者はいないかなどの『二次情報』も意識しておかなければ情報としての価値が低くなってしまう場合もあるという事です。

なので『情報の信憑性』を意識することはもちろん大切ですけど、ただ無作為に『一次情報』だけを発信することも問題だと理解しておいてください。

さいご

今回は、情報を発信する上で注意すべきことを紹介しました。

まとめると、

  • 情報を発信する上で注意すべきこととは『情報の信憑性』
  • 自分の発信している情報は『一次情報』か『二次情報』なのかを理解しておくことは、『四次情報』といった無意識な『情報の信憑性』の低下を起こさないために必要
  • ただし『情報の信憑性』ばかりを意識して無作為に一次情報だけを発信することも問題がある

最後までお読み頂きありがとうございました。

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