こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、心理学博士ジョン・グレイさんの作品『ベスト・パートナーになるために』を紹介していきます。
ところで、皆さんは異性と話していて違和感を感じることはありませんか?
付き合う相手と噛み合わない時がありはしませんか?
大前提として、私がこの本を通して伝えたいのは、異性との付き合い方です。
これから紹介していく要点は三つです。
- 男は火星人、女は金星人?
- 男は受容、女は共感を求めている
- 男は調停屋、女は教育委員長になりたがる
リストを見て「火星人ってどういう意味だ?」などと少しでも疑問に思ったら、読み進めてみてください。
この記事を通して異性と接した時に皆さんが感じる違和感について理解し、どう接したらいいのか説明できたならいいと思います。
男は火星人、女は金星人?
そもそも、男と女の違いとは何なのでしょうか?
この本では、男は火星から、女は金星からやってきた異星人だと書かれています。違う星の人種なのだそうです。
ここだけ見ると、違う星から来た異星人同士なら、まぁ気が合わないところもあって当然かもしれませんよね?
この考え方が意外と重要で、この本の中では男性と女性がお互いに根本的に違う人種であることを理解することが円満な関係を築くうえで重要なことだと書かれています。
男は受容、女は共感を求めている
そもそも、なぜ男と女では話に食い違いが発生するのでしょうか?
男性側は女性のお節介な態度に苛立ちを覚えることもありますし、女性側は男性が話を聞いてくれないと愚痴を零す場面があると思います。それはなぜでしょう?
本書では、この原因はお互いが考えている価値観の不一致によるものだと述べています。
具体的に言うと、男性は誰かに必要とされることを好み、女性は誰かから愛され大切に扱われていると実感したいと願っているそうです。
男性は相手から一方的に助けられることを好まず、成功、目的達成、能力向上こそが人生最大のテーマであり、自らの力で分け与えていくことを好むそうです。その為、女性のお節介に対しては好ましく受け取らず、むしろ、頼ってほしいと考えているそうです。
女性は相手からの同情、理解、なぐさめ、自分の行動を正しいと認めてくれることを強く求め、それが満たされると立ち直っていけるそうです。男性はそんな女性の心理に気付かずにすぐ解決策を提示してしまう為に怒らせたりしてしまうそうです。
男は調停屋、女は教育委員長になりたがる
仮に異性から相談をされた時にどう対応するのが正しいのでしょうか?
本書では、男と女のすれ違いについて、もっとも犯しやすい誤りが二つ記述されています。
- 男性は、愛する女性が悩みや心配事を抱えている時に、調停屋、つまり“ミスター・フィクサー”になろうとする。そして、独善的な問題の解決策を押しつけ、彼女の気持ちを変えようとする。しかし、それは彼女の感情をまったくないがしろにすることとなり、少しも歓迎されない。
- 女性は、親しい男性が何か誤りを犯した時、“教育委員長”になろうとする。そして、頼まれもしないのに余計なアドバイスや批判をして彼の行動を変えようとする。しかし、それは男性の自立心や誇りをいたく傷つけることとなり、かえって反発を呼ぶだけの結果に終わる。
これは本書にある一文を引用したものですが、つまり、この誤りを頭においておくことで、異性と良好な関係が築けるわけです。
もう少し具体的に言うと、男性は女性の悩みに対して解決策を与えようとするのではなく、ただ相手の話を親身になって聞いて気持ちをわかろうとすることです。
女性は男性が誤りを犯した時、すぐ口出しするのではなく、良い結果になるように心の底から信じて待つことが大切なのだそうです。
さいご
今回は心理学博士ジョン・グレイさんの作品『ベスト・パートナーになるために』の一部を参考にして書かせてもらいました。
まとめると、
- 男性と女性は、お互いに根本的に違う人種であることを理解することが円満な関係を築くうえで重要
- 男性は誰かに必要とされることを好み、女性は誰かから愛され大切に扱われていると実感したいと願っている
- 男性は女性の悩みに対して解決策を与えようとし、女性は男性が誤りを犯した時にすぐ口出しすることで不仲になる
この記事が、異性との接し方について皆さんが考えるきっかえになればうれしいです。
この本には、実際にどういった言葉が相手を不快にし、どういった言葉を使えば相手をやる気にさせるか等も詳しく書かれています。
興味を持たれた方はぜひ読んでみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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