こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、大竹慎太郎さんの著書『起業3年目までの教科書』を参考に、起業を失敗しないために守るべき重要なことを紹介します。
みなさんは、起業しようと考えたことはありますか?
サラリーマンとして働かれている方の中には「自分の時間が欲しい!」といった理由から、ふとした瞬間に「起業をしよう」と思うことがあったかもしれません。
現在、『YouTube』などのネット環境の発展のおかげもあって、起業というのは私達のような一般人にとっても無関係の話ではなくなっています。
ただ、今まさに起業したいと考えておられる方でも、気持ちだけ先行して始めると失敗するのではないかと不安に思う方は意外と多い筈です。
ここでは、そんないずれは起業したいと考えておられる方のために、大竹慎太郎さんの著書『起業3年目までの教科書』を参考にして、起業を失敗しないために守るべき重要なことを紹介します。
起業を失敗しないために守るべき重要なこと
結論から述べますと、起業を失敗しないために守るべき重要なこととは『安定した資金の供給源』を持つことです。
もっとわかりやすく言うと、奇抜なアイデアで一発勝負するのではなく、ローリスクで堅実な仕事から安定して資金を集め続けることをまず考えるという事です。
「何それ?」と首を傾げたくなった方もいるかもしれません。たしかに、個人的な感想としては、起業というのは、誰もが思いつかないようなアイデアを基にして発展していくサクセスストーリーみたいなのをイメージしてしまいます。
しかし、『起業3年目までの教科書』ではそうした奇抜なアイデアだけを軸にして起業することは失敗につながるのだと述べています。
「何でだよ?」と疑問に思われた方に説明すると、その理由には『資金』が深く関わっているのです。
ここで少し考えてみましょう。例えば、今まさに突拍子もない稼げるアイデアを思い付いたとします。そのアイデアを実現するためにはどれぐらいの資金が必要になると思いますか?
- 販売する商品の生産
- 人件費
- 商品の在庫を管理する施設
仮に何か商品を販売するとしても、ちょっと考えただけもかなりの『準備費用』が掛かります。もちろん、ガチで販売をする場合にはもっといろいろな準備や手順が必要になります。これは販売するサービスの質を向上させようとするなら、どうしても発生します。
そして、そのための資金を回収する手段は極端な話『商品を売る』しかないので、もしも苦労して販売した商品が売れなくなれば人件費のような借金が積み重なってしまうために、その会社は潰れます。
ようするに『奇抜なアイデア』を軸にして起業をすることは、回収できる資金よりも消費する資金の方が多くなる可能性が高いために、失敗してしまうリスクが高いわけです。
堅実に稼ぐ手段をまず作る
では、起業を失敗しないためにはどうすればよいのでしょうか?
『起業3年目までの教科書』ではその方法として『キャッシュエンジン』というのを紹介しています。
「何それ?」と首を傾げている方に説明すると、これは『安定した資金の供給源』をまず作り、それを軸にして仮に失敗してもよい『奇抜なアイデア』に取り組むという方法です。
ようするに「普段は堅実に稼いで会社を大きくして、ちょっと余裕が出来たら新しいことしてもいいんじゃね?」というわけです。
こうしてみると、なんというか当たり前の方法な気もします。ただ、起業というのは『奇抜なアイデア』を中心にしていると思い込んで失敗してしまう方は意外と多いです。
ただ、少しだけ考えてみてほしいのですが、私達の思いつく様な『奇抜なアイデア』はもう誰かが思いついているかもしれませんし、その方法を実現するためには意外と資金が必要になるかもしれません。
よくニュースなどで話題になるような『奇抜なアイデア』の殆どには、その実現の軸としてエンジンとなる『安定した資金の供給源』が存在しています。
起業を少しでも考えておられる方は、アイデアを考える前に。それを実現するための『安定した資金の供給源』を作ることを第一に考えてみましょう。
さいご
今回は、大竹慎太郎さんの著書『起業3年目までの教科書』を参考に、起業を失敗しないために守るべき重要なことを紹介しました。
まとめると、
- 起業を失敗しないために守るべき重要なこととは『安定した資金の供給源』を持つこと
- その理由は、私達のイメージする『奇抜なアイデア』を実現するために意外と費用が掛かるため
最後までお読み頂きありがとうございました。
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