こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、気持ちを切り替えるために重要なことを考えてみたいと思います。
みなさんは、上手く感情をコントロールすることが出来ていますか?
正直、出来ているとはっきり答えられる方は少ないと思います。殆どの人は、ちょっとした失敗を引きずって塞ぎ込んでしまったり、気に入らないことを目の当たりにして思わず怒ってしまったりと、どうしても上手くコントロールできていない筈です。
ここでは、そんな感情のコントロールに関して悩んだ経験のある方に向けて、気持ちを切り替えるために重要なことを紹介していきます。
気持ちを切り替えるために重要なこと
先に結論から言いますと、気持ちを切り替えるために重要なこととは『客観的な視点を持つ』ことです。
もう少し具体的に言うと、上手く感情をコントロールするためには、自分は今どんな気持ちなのか、どういった状態なのかを客観的に捉えて、対策を考えられるようちゃんと理解しようと意識できていることが重要になるのです。
そもそもの話ですけど、私たちはボードゲームで負けてつい激怒してしまうことがある様に、どうして感情を上手くコントロールすることが出来ないのでしょうか?
その理由の一つを簡単に言ってしまうと、その感情や自分の状態に関して、はっきりと認識することが出来ていない為です。
どういうことかと言いますと、例えばの話で、今まさに自分が理不尽な理由から先輩に怒鳴られるなど、物凄く不快な気持ちになっていたとしましょう。そんな状態の時って、すぐ家に帰って寝てしまうか、酒を飲んだり好きなものを思いっきり食べてストレス発散したいと考えてしまう筈です。
そこで少しだけ考えてみてほしいんですけど、その自分が暴飲暴食に走ろうとしている状態の時、「自分はこれから暴飲暴食するぞ!」みたいなことを頭に思い浮かべているでしょうか?
たぶん、その実行する手前ではもちろんですけど、実行している最中でもそんなことを考えてはいないと思います。
少しわかりにくかったかもしれないので別の例を出しますと、先程、理不尽な理由から怒鳴る先輩という例えを出しましたけど、その先輩というのは、職場で大勢の人間が見ている前で怒鳴り声を上げていたとして、その瞬間に「自分は後輩を叱っている!」といった思考をしているでしょうか?
おそらく、そんなことを考えている人はいない筈です。殆どの人は、瞬間的な自分の感情や頭に浮かんだ言いたいことをそのものを優先してしまった結果として、そういった行動に出てしまっています。
それに、もしも客観的な視点を持てていたなら、人前でそんなことをすれば周囲の人から自分がどんな風に思われるのかわかる筈ですし、そういったリスクから、余程のことがない限り怒鳴り声を上げる事態にはならなかった筈です。
ようするに何が言いたいかというと、私たちが上手く感情をコントロールできていないのは、自分は今どんな状態なのか、本能的なものを優先させてしまって客観的にどうなっているのかという感覚を疎かにしてしまっているために起こっているのです。
それを踏まえたうえで、具体的にどうすれば上手く感情をコントロールできるようになるのでしょうか?
その方法を一言で言ってしまうと、『客観的な視点を持つ』ことになります。
どういうことかと言いますと、前提としまして、私たちはどういても突発的な感覚を優先させてしまいがちで、そのせいで気持ちを上手に切り替えられていません。そこで、まず自分は今起こっているのか、それとも悲しんでいるのか、その原因は何なのかに意識を向ける必要が出てきます。
例えばの話ですけど、自分が映画館で映画のワンシーンを見ている所を想像してみてください。そこでは、スーツを着た二人の若い男が取っ組み合いの喧嘩をしていたとしましょう。その時、自分ならどう思いますか?
たぶん「結構、本格的なアクションシーンだな」とあくまで創作物という視点から、冷静に見ていられる筈です。しかし、もしもまったく同じことが目の前で起きたとしたらどうでしょう。同じように「結構本格的だな」などと落ち着いて見ていられるでしょうか?
正直、映画のシーンとして認識していた時とは違い、冷静に受け止めることのできる人は少ない筈です。つまり、この映画のシーンとして見ている時のような状態になることを意識することが、私たちが普段から感情をコントロールするために必要になるのです。
なので、もしも気持ちの切り替えがうまくできずに悩んでおられる方は、まず『客観的な視点を持つ』ことを意識して、普段から自分の状態を認識できるようにしてみましょう。
さいご
今回は、気持ちを切り替えるために重要なことを考えてみました。
まとめると、
- 気持ちを切り替えるために重要なこととは『客観的な視点を持つ』こと
- 上手く感情をコントロールするためには、自分は今どんな気持ちなのか、どういった状態なのかを客観的に捉えて、対策を考えられるようちゃんと理解しようと意識できていることが重要になる
最後までお読み頂きありがとうございました。
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