こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、心理学の『好意の返報性』について紹介します。
みなさんは、『好意の返報性』という言葉を聞いた事はありますか?
たぶん、即答のできる方は少ないと思います。正直「返報性ってなんだよ?」みたいな疑問を持つ人が殆どのはずです。
ここでは、そんなちょっと難しそうに見える『好意の返報性』という心理学の用語について、わかりやすく紹介していきます。
『好意の返報性』とは?
先にざっくりとした説明をしますと、『好意の返報性』とは相手から好意を受けると、同じだけの好意を返そうとしてしまう人間の心理を表した言葉です。
もう少し具体的に言うと、例えば誰かからプレゼントをもらった瞬間を想像してみてください。そのプレゼントが高価な物だったりした時は「何かお返しをしないとな」と自然に考えてしまいませんか?
ようするに、こうしたプレゼントをもらった際に、なぜか相手にお返しをしようと考えてしまうことを『好意の返報性』というわけです。
「で? それがどうした?」と思われた方もいるかもしれません。確かに、顔も名前も分からない変な奴が偉そうに「これが『好意の返報性』だ!」とか専門的な用語の説明をしてても、イラッとするだけで意味はないように思えます。
ただ、そうした自覚をしていても紹介したくなる程に、この『好意の返報性』というのは利便性のある技術なんです!
どういうことかと言うと、実は『好意の返報性』というのは私達の身の周りでも多く活用されていて、気付きにくいところでビジネスにも役立っているんです。
例えばスーパーの食品売り場をイメージしてみてください。今でこそ別に珍しくもないんですけど、食品の試食や試飲なんかを利用したことはありませんか?
あれこそまさに『好意の返報性』を活用した事例で、そもそも売り物であるはずの食品を無料で配っているのは、嫌な言い方ですけど、試食した人に「タダで食べさせてもらったわけだし、何か買って帰るか」という気持ちを思い起こさせることを狙っているのです。
このように、食品の一部を配ったり、気持ちの良い挨拶を返したりするなど『好意の返報性』を意識して行動してみることは、確実とは言えないんですけど、私達の身の周りを好転させてくれるのです。
なので、もしも今の人生に不満を持たれていたり、仕事で行き詰ったりしている方は、試しに『好意の返報性』を利用してみてください。顔も分からないような怪しい奴の戯言ですけど、役立ててもらえたなら嬉しいです(汗)
さいご
今回は、心理学の『好意の返報性』について紹介しました。
まとめると、
- 『好意の返報性』とは相手から好意を受けると、同じだけの好意を返そうとしてしまう人間の心理を表した言葉
- 実は、私達の身の周りでも多く活用されていて技術
最後までお読み頂きありがとうございました。
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