何でもできるスーパー爺ちゃん?【マイ・インターン】

映画

こんにちは! 物書きの忍者です! 

今回は、2015年にアメリカで公開された映画『マイ・インターン』を紹介します。

みなさんは70歳を超えてから、何をしようか考えたことはありますか?

正直、その時になって何をしているかなど、想像できている方は少ない筈です。

この作品は、70歳を超えて現役を引退した主人公ベン・ウィテカーがファッションサイトを運営している会社に『シニア・インターン』として入り、今までと全く違う環境で働く姿を描いている映画です。

何も知らない老人がいきなりネットとか最新機器に囲まれた環境に放り込まれるわけです。私の個人的な感想を言うと、創作物とはいえ「おい、大丈夫かよ……」と最初は不安に思いました。

しかし、そんなしょうもない不安を吹き飛ばすくらいに素晴らしい作品でした。ホント、一時間ちょっととはいえ、忙しく働くみなさんにとって大切な時間を消費してでも見る価値のある作品だと思っています!

これから、『人生100年時代』ともいわれる現代で、ずっと働き続けないといけない私達こそ見ておくべきだとオススメしたい映画『マイ・インターン』について簡単に紹介していきます。

何でもできるスーパー爺ちゃん?

この作品の見どころは、主人公である老人ベン・ウィテカーの凄すぎる仕事ぶりです。

本物の紳士であるベンのとる行動の一つ一つは、私達の人生の中で実際に使えるんじゃないかと思えるものばかりでとても勉強になります。

個人的に強く印象に残っており、目から鱗が落ちる様な体験のできたシーンを一つだけ紹介します。

住む場所を見つけられず困っていた同僚に、ベンがしばらくの間自分の家に住まないかと勧めた後、自分の家でベンはその同僚に「ハンカチを持っておかないのは人生を損している」みたいなことを話します。

正直、この時は「は? 別に持ってなくても問題ないだろ?」ベンの同僚と同じことを思っていました。

しかし、その後で「ハンカチは相手に貸すためにある」ベンが言ったときに、自分が使う事しか考えていなかった私は思わず膝を叩きました。

この映画を通して私達が真っ先に感じるのは「何者だよ、このスーパー爺ちゃんは!」だと思います。それほどまでに魅力的に描かれた主人公がこの映画の大きな見どころの一つです。

70歳という積み重なってきた知識とキャリアがあるからこそ成立させているその所作は、きっと私達に「こういう年の取り方をしたいな」と思わせてくれる筈です。

シニアインターンと若手女社長の友情?

この作品では、70歳を過ぎてからインターン生として入社した老人と、その会社の社長をしているキャリアウーマンとの友情を描いています。

普通に生活をしていれば絶対に接点のなかった二人が、どのようにして友人になっていくのかを見るのがこの映画の見どころです。

この時に『年の差カップル』といった単語が頭に浮かんだかもしれません。しかし、この作品で描かれているのは、あくまで『友情』です。その証拠に登場する女社長には既に家庭が存在しており、老人の方も年の近い別の女性と交際を始めます。

そうした『友情』をテーマにしているためなのか、とにかくこの作品は全体的に心温まる世界観になっています。そのせいで終始ニヤニヤ笑いながら視聴してしまいました(汗)

まさにハートフルな映画であり、悪役と呼べるようなものすごく性格の悪いキャラなんかも登場しないので、どこか安心して見ていられます。

年の離れた二人の友情はもちろん、ファッションサイトの運営という若い人の働いている会社で70歳の主人公がどう交流していくのか、ぜひ見てほしいです。

さいご

今回は、2015年にアメリカで公開された映画『マイ・インターン』を紹介しました。

まとめると

  • 何でもできるスーパー爺ちゃんの活躍する作品
  • 会社を通して、年の離れた人同士の友情を描いている

最後までお読み頂きありがとうございました。

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