こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は私達の人生に良い影響を与えてくれる瞑想について紹介していきます。
瞑想とは、簡単に言うとお坊さんが座禅を組んで行っているあれです。最近だとマインドフルネスという言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
瞑想って効果があるの?
と疑問に思わるかもしれませんが、効果はあります!
瞑想を毎日行うことで脳の仕組み自体が変化しあらゆる能力の向上、体質の改善など様々な効果を発揮することは科学的にも証明されています。
これから、チャディー・メン・タンさんの著書『Search Inside Yourself』の中から、瞑想の仕方について紹介します。
命がかかっているかのように呼吸をする
『たんに二分間、穏やかで一貫した注意を自分の呼吸に向ける。ただそれだけのことだ。まず呼吸していることを自覚し、次に呼吸のプロセスに注意を払う。気がそれるたびに、そっと注意を向け直す』
これは、本に書かれているマインドフルネスを経験するための『やさしい手法』です。
もっとわかりやすく書くと、
- 楽な姿勢で座る
- 呼吸のプロセスに注意を向ける
- 注意がそれるたびにもとに戻す
瞑想とは、これを繰り返します。・・・これだけです。
もう少し具体的に説明します。そもそも、楽な姿勢ってなんでしょうか?
最善の瞑想姿勢は、隙がなくリラックスした状態を長時間保てる姿勢のことだそうです。
本書には『毘盧七支坐法』という姿勢が紹介されています。
- 「矢のように」背筋をまっすぐ伸ばす
- 「蓮華座」に足を組む
- 肩の力を抜き、「ハゲワシのように」高く、引きぎみにする
- あごは「鉄のフックのように」心もち引く
- 目は閉じる。あるいは、虚空を見つめる
- 舌は口蓋につける
- 口をわずかに開き、歯は嚙みしめない
もしどんな姿勢で瞑想をするか困ったら試してみてください。
ところで、注意が逸れるとはどういうことでしょうか?
具体的には、瞑想中に音や考えや身体的な感覚のせいで気が散ることを言います。瞑想はこの時に逸れてしまった意識をまた呼吸に戻すことに意味があります。
筋トレをイメージすると分かりやすいかもしれません。筋トレは激しい運動を繰り返すことで筋肉が発達します。これと同じことが瞑想でも起きています。
最初の頃は、瞑想中に音や身体的な感覚のせいで頻繁に注意がそれます。注意がそれてしまった事を認めて、また呼吸に戻すを繰り返すことで、筋肉が発達するように瞑想の質が上がります。
この本では、ジョン・カバットジンさんが瞑想の方法について大切な一文を残しています。
『命がかかっているかのように呼吸をする』
マインドフルネス瞑想を理解するためにこれだけは覚えていてほしいと語っています。
さいご
今回はチャディー・メン・タンさんの『サーチ・インサイト・ユアセルフ』の一部を参考にして記事を書きました。
こんな中途半端ではなく、マインドフルネス瞑想についてもっと詳しく知りたくなった方はぜひ読んでください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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