舞台は、忍者が至る所にいる世界【初心者のためのNARUTO】

書評

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、大人気マンガの一つ『NARUTO-ナルト-』をまだ読んだことのない初心者の方に向けて紹介します。

そもそもナルトという言葉から、あなたは何を連想しますか?

  • もちろん、徳島の鳴門金時!
  • 渦潮で有名な鳴門海峡
  • ラーメンについているやつ

などなど、殆どの人が食べ物場所を想像すると思います。しかし、ここで紹介しているマンガのタイトルにあるナルトとは、主人公の名前を指しています。

名前からしてちょっとインパクトがありませんか?

NARUTO-ナルト-』は1999年から2014年まで週刊少年ジャンプに連載されていた作品で、世界中の人に知られている超有名作です。まだ読んだことが無いというのは、少し勿体無いです。

そこで、今回はまだ読んだことのない初心者の方に向けて、世界観に入りやすくなるように簡単なあらすじを紹介したいと思います。

これから紹介する作品の要点は主に三つです。

  • 舞台は、忍者が至る所にいる世界
  • 主人公は目立ちたがりの忍者?
  • 見どころは、バトルと心理描写

一つずつ説明します。

舞台は、忍者が至る所にいる世界

作品の舞台は、五大国という忍の力で大きな力を持った五つの国の一つ、『火の国』に属している忍者の隠れ住む場所『木ノ葉隠れの里』である。

そもそも『NARUTO-ナルト-』とはそんなマンガなのでしょうか?

一言で言ってしまうと、忍術という名の超能力を使ったバトルマンガです。そこに魅力的なキャラクター達によりストーリーを加えた作品と言えます。

物語の舞台は、超人的な能力を持った忍(シノビ)という存在を保有することで強い力を得た五つの国、

  • 火の国(木ノ葉隠れの里)
  • 水の国(霧隠れの里)
  • 風の国(砂隠れの里)
  • 雷の国(雲隠れの里)
  • 土の国(岩隠れの里)

この五大国を中心とした世界で、その五つの国の一つ、火の国に属している忍の隠れ住んでいる里『木ノ葉隠れの里』が作品の舞台になっています。

国が忍を保有するって何?」と首を傾げている方もいるかもしれません。なので、ここでちょっと想像してみてください。

例えば、みなさんが『木の国』という表札のついたアパートの管理人だとします。そのアパートというのは見るからにボロくて、空き巣の被害の多発している地域に建っています。

  • セキュリティとかメッチャ気になりませんか?
  • このまま経営して利益が出るのか不安になりますよね?

そんな時に、どんな空き巣であっても簡単に追い払えるスゴイ番犬をみつけたら買いたくなりませんか?

つまりこの『番犬』、周囲の国との差別化を図るために保有している強力な戦力として『忍』が存在しているわけです。

またアパートの例えに戻しますが、『忍』という番犬を飼うとなると当然その犬の住む家が必要になります。そこで登場するのが『隠れ里』です。そこに忍を住まわせることで国が管理しやすくし、忍達自身の身の安全を守っているのです。

既に勘の良い方はお気づきかもしれませんが、この忍という存在自体が国の持つ力そのものになっているのです。ようするに、五大国というのは自分達の住まわせている忍が他の国よりメッチャ強いおかげで成り上がっているわけです。

ある意味、忍が世界を牛耳っているような世界の話なわけです。そんな世界で忍術を使って戦うわけですから、ちょっと面白そうじゃないですか?

これから読もうと考えている方は、『』という存在を国に属している『番犬』あるいは『軍隊』のようなイメージを持つと分かりやすいかもしれません。

主人公は目立ちたがりの忍者?

物語の主人公は、オレンジの服を着たいたずら好きで目立ちたがりの落ちこぼれ忍者『うずまきナルト』です。

この作品の主人公は、忍者を養成している学校のような施設『アカデミー』に通う落ちこぼれの少年『うずまきナルト』です。

彼は赤ん坊の頃に両親を亡くして、その時に木ノ葉隠れの里を壊滅させようとした『九尾の妖狐』という化物を幼くして体内に封印されています。

里の人間を大勢殺した化物を腹の中に飼っているわけです。当然、家族を殺された人間はその化物に恨みを持つでしょう。その為、ナルトは生まれながらに里の人間から嫌われていました。

そんな彼の夢は、自分を嫌っている里の人間に認められ、隠れ里の長『』という存在になることでした。ナルトは里のみんなから認められるという目的のために、沢山のいたずらを仕掛けていきます。それが作品の冒頭部分になります。

タイトルにもなっているこのナルトという主人公がビックリするくらい魅力的なのも、この作品の見どころの一つです。

何といっても、まず疑問に思うのが彼の着ているオレンジ色の服。第一印象としてスゴク目立ちます。

この作品は忍者をメインにしている作品で、私達の持っている忍者のイメージとしては目立たない黒っぽい服を着ているイメージだと思います。

更には、いたずら好きで目立ちたがり屋と「忍者に向いてないだろ!」と言いたくなるような性格を主人公はしています。加えて、落ちこぼれという忍者学校での立場からも向いてないような印象を受けます。

そんな中で、あらゆるしがらみに立ち向かい、恐ろしく前向きな彼が必死に努力して成長していく姿をみれるのが、この作品の大きな魅力であり見どころです。

ナルトが夢である木ノ葉隠れの里の長『火影』になれるのか、それをぜひ確認してほしいです。

見どころは、バトルと心理描写

この作品の見どころは、少年マンガらしいバトルシーンと、登場人物たちによる緻密な心理描写を両立させていることだ。

この作品の見どころは、何といっても忍術という超人的な能力を使った激しいバトルと、魅力的な登場人物たちによる細かい心理描写を両立させていることです。

まず、忍術と聞くみなさんは何を想像しますか?

  • 影分身
  • 水遁の術
  • ガマガエル!

とりあえずいくつか例を上げましたが、こんなのが霞むくらいスゴイ忍術がメチャクチャでます!

みなさんの想像したような忍術と似たものは必ず、それ以上のものになって作品の中に出てきます。

そんなのを使ってバトルするわけですから、迫力がすごいです。しかも、その忍術に対しても細かくてリアルな設定があり、ただ強い魔法のような技をぶつけ合うだけの単調なものではありません。

しかも、登場するキャラクターが全て性格からして魅力的に描かれています。特に私のお気に入りは『マイト・ガイ』というキャラクターです。

最初の頃は暑苦しいだけのウザいキャラに見えますが、物語が進んでいくうちに、どんどん人間臭くて男らしい印象を受けました。

このように、緻密な心理描写から、なぜか入れ込んでしまう人間性を持ったキャラに出会えるところもこの作品の見どころです。

この作品を読もうと考えている方は、まず共感できる人物、好きなキャラを決めると世界観に入り込みやすいかもしれません。

さいご

今回は、世界的に有名なマンガ『NARUTO-ナルト-』を紹介しました。

要点をまとめると、

  • 舞台は、忍者が至る所にいる世界
  • 主人公は目立ちたがりの忍者?
  • 見どころは、バトルと心理描写

スゴク面白い作品なので、読んでいないのはもったいないです。この機会に読んでもらえると嬉しいです。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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