1万時間の法則に潜む嘘【誰でも天才になれるというのは間違い?】

雑談

こんにちは! 物書きの忍者です!

今回は、1万時間の法則に潜む嘘について紹介します。

みなさんは、「1万時間の法則」というのを聞いたことがありますか?

簡単に言ってしまうと、特定の物事を究めたエキスパートとなるためには1万時間の練習が必要だという法則で、少し極端な言い方をしてしまうと、1万時間の練習さえすれば誰でも天才に慣れるという考え方です。

ここでは、そんな誰もが一度は耳にしたことのある考え方に関して、1万時間の法則に潜む嘘について紹介していきます。

1万時間の法則に潜む嘘

先に結論から言いますと、1万時間の法則に潜む嘘とは『練習量の違いはスキルにあまり関係ない』ことです。

もう少し具体的に言うと、1万時間の法則に潜む嘘とは、練習量そのものがスキルの上達に関係あるわけではないという事実で、1万時間かけても上達しない人もいれば、1万時間もかからずに上達する人もいるのです。

前提としまして、少しだけ考えてみてほしいのですが「練習」は大事だと思いますか?

当たり前ですけど、なにかしら物事を習得する上で、まったく練習や努力をせずに上達するという事はないと思います。それは誰もが持っている共通の認識です。

しかし、実際のところ、その「習得にかかる時間」というのは平等だと思いますか?

嫌な言い方かもしれませんけど、正直、平等だと思っている人はいない筈です。要領の悪い人は習得するまでに練習量も時間もかかり、天才と呼ばれるような人は、一般の人と比べて短い時間と練習量でも上達してしまいます。

ようするに何が言いたいかというと、私たちは無意識のうちに「練習」というものを重要視してしまいがちですけど、実際問題として、私たちが上達するまでには「練習」ももちろん必要かもしれませんけど、それより「個人の資質」や「環境」など、別の理由の方が上達に関わってくるのです。

もっと身も蓋もない言い方をしてしまうなら、「1万時間の法則」でいうように「1万時間」かければ必ず『天才』になれるというわけではなくて、人によっては「1万時間」以上の時間がかかるかもしれませんし、逆に「1万時間」もかからずに上達してしまうかもしれないのです。

なので、なにかを習得しようと考えている人は、「1万時間練習しないといけない」などと気負い過ぎず、できる範囲で良いので地道に継続していくことを意識しておきましょう。

さいご

今回は、1万時間の法則に潜む嘘について紹介しました。

まとめると、

  • 1万時間の法則に潜む嘘とは『練習量の違いはスキルにあまり関係ない』こと
  • 1万時間の法則に潜む嘘とは、練習量そのものがスキルの上達に関係あるわけではないという事実で、1万時間かけても上達しない人もいれば、1万時間もかからずに上達する人もいる

最後までお読み頂きありがとうございました。

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