こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、私達の理想とする人物像について考えてみたいと思います。
みなさんは、目標としている人はいますか?
- 職場にいる、スゴク優秀な上司
- 学生の頃に出会った先輩
- 本に書かれている著名人
誰しも影響をうけた人物は少なからずいると思います。『理想とする人物』というと面接とかで聞かれるイメージはありますが、それ以外で考えることはないような気がします。
私も面接で聞かれた時以外に考えた記憶はありませんし、新卒でその質問をされた面接には見事に落ちています。まぁ、その時の面接の結果と質問の答えに関係はないんですけどね(汗)
少し話は逸れましたけど、理想とする人物というのは色々な場面で聞かれる割に、真剣に考える機会の少ないものだと思います。
そこで、今回は、私の主観から理想とする人物像とはどういったものなのかを考えてみたいと思います。
面接など、その質問を誰かに聞かれた時、どう答えるか考える参考にしてもらえると嬉しいです。
まず、理想とする人物像についての要点は主に三つです。
- 身近にいる尊敬できる人
- 空想の中にいる存在
- 話でしか聞けない偉人
具体的に説明します。
身近にいる尊敬できる人
クラスの人気者や目立たないところで努力している同僚など、私達の身近にいる尊敬する人物を理想にする傾向がある。
理想とする人物を尋ねられた時、みなさんは誰を想像しますか?
前提として、私達は0から1を想像することが苦手です。例えば「宇宙人の姿はどんなのだと思う?」と聞かれたら、
- タコのような形
- 全身が銀色で坊主頭の生物
などを大半の人は想像すると思います。
しかし、「プラナリアってどんな姿をしていると思う?」と尋ねられた時、そもそもプラナリアを知らない人は全く想像が出来ないはずです。可能性としては、その名前から似た生物を連想するぐらいでしょう。
つまり、私達はある程度身近にある出来事や物から連想するのであって、全く何もない状態から考えることを苦手にしているのです。
では、ここで最初に尋ねた質問について、もう一度考えてみましょう。
私達は身近な出来事などから姿を連想します。それは、理想とする人物像も同じはずです。私達の身近で起きた出来事に対して、尊敬すべき人柄に当てはまる行動した人物を想像すると思います。
もっと明確な理由を持っていて、反論したい人もいるでしょう。しかし、私達は理想とする人物は誰かという質問に対して、クラスメイトや職場の同僚など身近な人を対象にする場合が多いのかもしれません。
空想の中にいる存在
マンガやアニメのキャラクターなど。一般的に理想とされる行動を言語化し、それを体現した人物を理想として作りだすことがある。
みなさんは、目標にしていることはありますか?
そう聞かれた時に、みなさんは何を想像しましたか?
特定の人物の名前を上げた方は少ないと思います。多くの場合、偉人の名言など、理想とする行動や将来の夢を語る人がほとんどのはずです。
先程、私達は0から想像することを苦手にしていると話しました。しかし、例外もあります。それは、目標から人物を想像した場合です。
例えば、「他人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人」これは『のび太の結婚前夜』という映画であった私の好きなセリフです。
ところで、これは身近にいる人物や出来事を特定した理想なのでしょうか?
「そんな奴、現実にいるわけ無いだろ!」と思ったかもしれません。確かに、多くの方が抽象的な印象を受ける筈です。
つまり私達は、目標や理想とする行動から人物を想像することが出来るのです。これは、多くの方が利用しています。
最も利用されているのが、アニメやマンガなどの創作物の登場人物を考える時です。その手法の一つとして、明確な目標や行動理念を決めてからキャラクターをつくる人は多くいます。
もし、理想とする人物像を思いつかない人がいたなら、目標や理想とする行動をもとにして爺物を捜索すると良いかもしれません。
話でしか聞けない偉人
理想にする対象として一番多いのは、本や逸話でしか語られない、飛びぬけた結果を残している実際に会ったことのない偉人や著名人です。
これは私の主観であり、違和感を持つ方は多くいると思います。私が思うに、理想の人物像を聞かれた時、最も多い答えは『実際にあったことのない偉人』だと感じています。
本に書かれてある名言や、世界に与えた大きな影響をみて、その偉人や著名人を理想の人物像にする場合はメチャクチャ多いです。
これは当然のことだとは思います。多くの方に尊敬されるだけのことをなしてきたからこそ、偉人や著名人と呼ばれているのですから。
ただ、ここで知っておいてほしいのは、この偉人たちに対しても私達それぞれの想像が含まれているということです。仮に、同じ偉人に対して尊敬をしていたとしても、その人は自分と同じイメージを持っていない場合もあるのです。
もう少し具体的に言うと、人によって尊敬している部分は違うということです。
例えば、あなたが『トーマス・エジソン』を尊敬していると誰かに言ったとします。その時に、その相手も同じ偉人を尊敬しているというので、理由を尋ねたとします。
ちょっと想像してみてください。エジソンと言えば発明王として知られる偉人です。ですので、例えば『多くの発明を世界に広めた』という部分を尊敬していたとします。
そんな想像をしていた時に、「意外と長生きしたことに尊敬している」という答えが返ってきたらズッコケませんか?
少し極端ではありますが、会ったことのない人物だからこそ、私達は見えない部分を想像して作り出してしまうので、同じ名前の偉人だったとしても全く違う場合があるのです。
ですので、もし、共通の話題として理想の人物像で偉人の話をする時は、名前は同じでも自分の想像している人物と相手のイメージは違うかもと考えておきましょう。
さいご
今回は、私達の理想とする人物像について考えてみました。
- 身近にいる尊敬できる人
- 空想の中にいる存在
- 話でしか聞けない偉人
私自身の主観ですし、役には立たないかもしれません。ただ、面接など理想の人物像を聞かれた時を想定して答えを考える参考にしてもらえると嬉しいです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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