こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、好きな事を仕事にする際の注意点を紹介します。
みなさんは、好きな事を仕事にした方が良いという話を聞いた事はありませんか?
好きこそものの上手なれという諺もある様に、好きな事を仕事にした方が良いという意見は、有名無名を問わず、意外と多くの人が言っています。それに、ぶっちゃけ嫌いな事よりも好きな事をして働きたいと誰しも思うはずです。
しかし、そうした意見の裏には落とし穴があるんです。
ここでは、好きな事で働きたいと少しでも考えたことのある方に向けて、好きな事を仕事にする際の注意点を紹介していきます。
好きな事を仕事にする際の注意点
先に結論から述べますと、好きな事を仕事にする際の注意点とは『嫌な事をやらなくていいわけではない』という事実です。
もう少しわかりやすく言うと、好きなことをして働くというのは、やりたい事だけして稼ぐという意味ではなくて、好きなことのためにやりたくない事もやる必要があるのです。
こんな言い方をしますと「そんなの当たり前だろ?」と思われた方もいるかもしれません。しかし、ここで重要なのは、好きな事を仕事にしようとしている人の多くは、そんな当たり前の事実に気付けていないのです。
そもそもの話、好きな事を仕事にするというのはどういうことか想像してみてください。
- 本が好きだから、本に関わる仕事
- 音楽が好きだから、音楽に関わる仕事
- 料理が好きだから、料理に関わる仕事
たぶん、殆どの人は商品として好きな物をつくったり、好きな物を販売したりなど、自分が好きな事に深く関わっている場面をイメージしたと思います。しかし、そうした場面というのは仕事という枠組みのほんの一部でしかありません。
その好きな事に深く関わっていると感じられる場面に至るまでには、取引先の人に何度も頭を下げたり、なかなか提案を聞いてくれない上司に根気よくプレゼンをし続けたりと、嫌になる事もたくさんすることになります。
ようするに何が言いたいかというと、好きな事を仕事にするというのは、ただやりたい事だけで稼ぐのではなく、やりたくない事も大量にしなければいけないのです。むしろ、普通に仕事をするよりもつらい経験をするかもしれません。
なので、好きな事だけをしたいから好きを仕事にしようと考えているなら今すぐに考えを改めて、好きを仕事にすることは今まで以上に嫌な思いもする事を覚悟する必要があるのだと思っておきましょう。
さいご
今回は、好きな事を仕事にする際の注意点を紹介しました。
まとめると、
- 好きな事を仕事にする際の注意点とは『嫌な事をやらなくていいわけではない』
- 好きなことをして働くというのは、やりたい事だけして稼ぐという意味ではなくて『好きなことのためにやりたくない事もやる必要がある』
最後までお読み頂きありがとうございました。
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