こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、写真写りが悪いと感じる原因について紹介します。
みなさんは、自分の写っている写真を見て不満に思ったことはありませんか?
鏡で自分の顔を見ている時はそうでもないのに、なぜか写真となると自分の顔が違うように感じられたことのある方は少なからずいると思います。
ここでは、そんな鏡と写真で見え方が違うように感じたことのある方に向けて、写真写りが悪いと感じる原因について紹介していきます。
写真写りが悪いと感じる原因
先に結論から言いますと、写真写りが悪いと感じる原因とは『単純接触効果が働いている』からです。
もう少し具体的に言うと、写真写りが悪いと感じる原因とは、人間に備わっている単純接触効果、繰り返して見る回数が増えるほど特定のものに対して好意的に捉えやすくなるという効果によって、いつも見ている左右反転して映る鏡の姿には好感を持ちやすくなり、反対に、見る機会が少なく反転していない写真の姿に違和感を持ちやすくなるのです。
最初に少しだけ考えてみてほしいのですが『単純接触効果』という言葉を聞いたことはありますか?
これは簡単に言ってしまうと、特定のものを見れば見るほど、会えば会うほど、接触する回数が増える程にそのものに親近感や好感を持ちやすくなるという効果です。例えば、初対面の人に対しては気まずくなるのに対して、同じ職場の人など、接する機会の多い人とは自然とあまり緊張せずに話せるようになるようなことです。
ようするに何が言いたいかというと、私たちは普段から見慣れているもの、接する機会の多いものに対して無意識のうちに好意的な印象を持ってしまっている可能性が高いのです。
それを踏まえたうえで、なぜ写真に写る自分の姿に対して、私たちは違和感を持ってしまうことがあるのでしょうか?
実を言いますと、その理由こそ『単純接触効果が働いている』からなのです。
どういうことかと言いますと、最初に説明したように『単純接触効果』というのは接する機会の多い対象に好感を持ってしまいやすくなるというもので、私たちはいつも見ているものを無意識のうちに美化し、見慣れていないものに違和感を持ってしまう可能性があります。
ここで少しだけ考えてみてほしいのですが、「鏡に映る自分」と「写真に写る自分」だと、普段どちらの方が見る機会が多くなるでしょうか?
たぶん殆どの場合「鏡に映る自分」の方が見る機会が多くなる筈です。これはナルシストとかその人の性格に関係なく、たとえば「手を洗う時」や「歯を磨く時」など自然と鏡に目が行く機会の方が圧倒的に多いからです。
それに比べて、「写真に写る自分」というのはそう多くはありません。
つまり、私たちは無意識のうちに見る機会の多い「鏡に映る自分」というのを好意的に捉えてしまっていて、反対に、見る機会の少ない「写真に写る自分」をそれと比較して酷いと捉えてしまっているわけです。
なので、もしも自分の写真写りが悪いと少しでも考えたことのある方は、まず『単純接触効果が働いている』ことを意識し、錯覚に陥っていないか注意してみましょう。
さいご
今回は、写真写りが悪いと感じる原因について紹介しました。
まとめると、
- 写真写りが悪いと感じる原因とは『単純接触効果が働いている』から
- 写真写りが悪いと感じる原因とは、人間に備わっている単純接触効果、繰り返して見る回数が増えるほど特定のものに対して好意的に捉えやすくなるという効果によって、いつも見ている左右反転して映る鏡の姿には好感を持ちやすくなり、反対に、見る機会が少なく反転していない写真の姿に違和感を持ちやすくなる
最後までお読み頂きありがとうございました。
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