こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、日本がデフレから脱却できていない理由を考えてみたいと思います。
みなさんは、日本がデフレである理由を考えたことはありますか?
日本の経済があまり成長していないという事実に対して、危機感を感じておられる方は意外に多いと思います。たぶん、ほとんどの人が「なんか今の日本ってヤバくない?」という漠然とした認識を無意識のうちに持っている筈です。
ここでは、そうした危機感を与えている原因の一つでもある『日本のデフレ』に関して、なぜ今も続いているのかを考えてみます。
日本がデフレから脱却できていない理由
先に結論から述べますと、日本がデフレから脱却できていない理由は『消費税の増税』が一つの原因になります。
どういうことか説明する前に、まず前回『デフレ』に関する話をしたんですけど、その復習をさせてください。
その時に、デフレとは「値段を下げないと誰も買ってくれないしな……」という空気が蔓延しているような状態で、そのデフレを終わらせるためには極端な話『物が売れる』必要があると説明しました。
ようするに、デフレのせいもあり安い給料などから不安を感じて、ついお金を溜め込んでしまう私達が安心して継続的にお金を使える環境をつくり、とにかく『物が売れる状態』を生み出して『インフレ』を目指すことがデフレを終わらせるための方法なわけです。
ここで少し考えてみてほしいんですけど、このデフレを終わらせる方法を頭の片隅に置いたうえで『消費税の増税』を見てみると、なんか真逆の事をしているように感じませんか?
そもそもの話、『消費税』とは私達の普段買っているような日用品なんかにも掛けられている税金で、それを上げた場合、ただでさえデフレで持っているお金の少なくなっている私達は、お金を使うこと自体にためらいを見せるようになるのは当然のことです。
むしろ、「いざという時のためにお金は大事にしないと」という認識から、デフレを終わらせるために必要な『物が売れる状態』からはどんどんかけ離れていくことになってしまいます。
つまり、コロナの蔓延といった突発的なもの以前に『消費税の増税』させたことがデフレを促進させて、日本の経済を今も停滞させているわけです。
さいご
今回は、日本がデフレから脱却できていない理由を考えてみました。
要点をまとめると、
- 日本がデフレから脱却できていない理由は『消費税の増税』が一つの原因
- デフレを終わらせるには、とにかく『物が売れる状態』を生み出して『インフレ』を目指すことが必要なのに、消費税の増税はそれを阻害しているため
最後までお読み頂きありがとうございました。
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