こんにちは! 物書きの忍者です!
今回は、自分が短気だと感じている方に伝えたい事を紹介します。
みなさんは、自分は怒りっぽい方だと感じたことはありませんか?
車を運転している際に何度も赤信号で止まってしまった時や、ちょっとした昔のミスをねちねちと嫌味たらしく言われた時など、どうしてもイラっとしてしまう瞬間というのは、私たちの日常の中にたくさん存在しています。そのたびに、自分はもっと冷静でいられないものかと悩んだことのある方は意外にいると思います。
ここでは、少しでも自分が怒りっぽくはないかと悩んだことのある方に向けて、自分が短気だと感じている方に伝えたい事を紹介していきます。
自分が短気だと感じている方に伝えたい事
先に結論から言いますと、自分が短気だと感じている方に伝えたい事とは『怒りを完全に消すことは不可能』という事実です。
もう少し具体的に言うと、怒りっぽい性格に悩んでいる方に伝えたい事とは、どうしても怒りの感情を無くしてしまおうと考えがちですけど、そうやって意識しすぎてしまうと思考がネガティブになって逆効果で、むしろすぐに怒って早めにニュートラルな状態になれるよう目指す方が良いのです。
大前提としまして、私たち人間という生き物は不平不満、なにか嫌なことに関わってしまうと、その反応として怒ってしまうように出来ています。その怒りの原因となる沸点については人それぞれ違い、例えば、他者の遅刻という行為に対して激怒する人もいれば、逆に、そういった反応を示さず冷静でいられる人もいます。
ちょっとややこしい言い方かもしれませんけど、ようするに当然の話として、自分にとって気に入らない出来事を前にしたら私たちは正常な反応としてイラっとしてしまうわけです。
それを踏まえたうえで、身も蓋もない話をさせてもらいますと、実は私たちが怒りという感情を完全に消し去ることはできません。
仮に出来たとしても、それは幼少期のトラウマとか、軍隊の特殊訓練のようにその人自身の人格を歪めるようなもので、精神にも肉体にも少なくない悪影響があります。
なので、自分の短気な性格を改善したいと考えておられる方は、今すぐに諦めましょう。・・・というところで話を終えてしまうと「ふざけるな!」と絶対にキレられてしまうと思うので、怒りっぽい性格とどう向き合っていくべきなのかもう少し話します。
そもそもの話ですけど、当たり前のことではありますが、私たちは人それぞれ性格が違います。怒りっぽい人もいれば、逆にあまり感情的にならない印象の人というのも大勢いますけど、その違いはどこにあるのでしょうか?
もちろん、持って生まれた人格の違いもあると思いますけど、その違いの一つというのは『相手の立場になって考える』ことです。
どういうことかと言いますと、例えばの話で、自分がネットでニュースを見ていたとしましょう。そこで、通行人がイノシシに襲われたという記事を見て、その人里まで下りてきたイノシシに恐怖と怒りの感情を抱いたとします。
その後、そのイノシシがなぜ人のいる場所まで下りてこなければいけなくなったのか、餌の事情などを知ったとして、同じように怒りの感情をイノシシにぶつけることが出来るでしょうか?
ちょっと分かりにくかったかもしれませんけど、ようするに何が言いたいかというと、私たちは怒りという感情を持つ時は基本的に自分からの視点から見ていることが大半であり、仮に加害者側の視点、客観的な方向から見た時にそうした行動に至った原因などを理解してしまい、怒りが小さくすることが出来るのです。
何度も言うように怒りという私たちの感情のひとつを完全に消すことはできません。しかし、それを早く沈下させたり、小さくしようと試行錯誤することはできます。ですので、短気な自分の性格をどうにかしたいと考えている方は、まず『相手の立場になって考える』ことを意識してみましょう。
さいご
今回は、自分が短気だと感じている方に伝えたい事を紹介しました。
まとめると、
- 自分が短気だと感じている方に伝えたい事とは『怒りを完全に消すことは不可能』という事実
- 怒りっぽい性格に悩んでいる方に伝えたい事とは、どうしても怒りの感情を無くしてしまおうと考えがちですけど、そうやって意識しすぎてしまうと思考がネガティブになって逆効果で、むしろすぐに怒って早めにニュートラルな状態になれるよう目指す方が良い
最後までお読み頂きありがとうございました。
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